どうも。ささキジです。
大人って、色々と大変ですよね。
変な時にカッコつけなきゃいけなかったり、見栄を張らなきゃいけなかったり。
関係ないことで謝らなくてはいけなかったり、大人の余裕を演じなければいけなかったり。
気づかないうちに作った自分を演じてる。そりゃ心にガタもくるよ。
だって本来の自分じゃないんだもん。
日々確実に蓄積するストレス。どうすれば。どうすればいいんだ。
答えは簡単です。
手漕ぎボートに乗ればいい。
気の許せる人同士でさ。子供みたいにはしゃぎながら手漕ぎボート乗ればいいんだよ。
水の上には他の大人なんていないんだから。いつもの大人な自分なんて演じなくていいんだよ。
ということで
普段から仲良くしていただいている石巻プロレスの
カモシカイザーさん
ウィンディ・Uさん
と手漕ぎボートに乗るため
大崎市鳴子にある
【潟沼】にやってきました。
簡単に潟沼について説明すると
潟沼はカルデラ湖という湖です。
カルデラ湖ってなんなのかっていうと、火山活動で地形がベコォォォ!っと凹んだところに水が溜まった湖のことです。
溜まった水が、火山的な物質のなにかとなんやかんやで混ざり合ったり反応したりして強酸性の湖になるらしい。
すっごいシンプルにわかりやすく伝えると、凹んだ地面にレモン汁が入ってるような感じです。なので魚は生息していないんだそう。
そんな潟沼では
三人乗りのボートが1000円!時間無制限で借りれちゃうんですね。1人1000円じゃないよ。ボートを1つ借りるのが1000円だよ。3人で乗れば1人当たり300円くらい。
ボートに乗っていきます
うん。とても晴れやかで楽しい。景色も綺麗だし、会話も弾む。
手漕ぎボート自体は初めてだったのですが
・足を伸ばして上体を後ろにそらす
・ボートはオールを後ろに引いた時に進むということを意識する
・ゆっくり漕ぐ
上記3点を意識すれば何となくの感覚で進むことができると思います。
天気もいいし、すんごい楽しい。
よっしゃー!俺、気合い入れて端っこまでいきますからね!
なんて言っちゃうくらい気合いのノリも上々。子供の頃の感じたマグマのように沸き立つ情熱と興奮。
そうそうこの気持ちを思い出したかったんだよ。こういうのが遊び心というやつだろうか?
33歳になってこの気持ちが蘇るのはとても嬉しい!
はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ。
もうダメだ。ささキジ。道半ばで力尽きる。
メガネまで力尽きて落ちてしまった。
奥まで行くぜと気合は入っていたものの、強烈な日差しと思った以上の疲れが私の邪魔をする。
疲れているので、オールにも当然力が入らない。心だけ少年ではダメなんだなとここで気づきます。
・進まない
・せっかく進んでも力が入らず同じところをぐるぐる回ってしまう
・ボートに一度乗ったら降りるまで交代はできない
これはやばい。詰んでしまう前に何とかしないと…
あわててメガネを掛け直し
“手漕ぎボート 漕ぎ方”
と検索するも、ここは潟沼、山の中。電波が悪くてページが見れない。
このままだと一緒に乗っている人に迷惑をかけることになる。それだけはいかん。
という罪悪感から滲み出た不思議なパワーを使ってなんとか帰還。
帰還した後でもボートは無制限で乗れるので、次はカモシカイザーに漕いでもらいます。
私とは違い、ぐんぐん進むカモシカイザー。
相手に漕いでもらうというのもまた乙なもの。
景色を眺める余裕もあるし、なにより責任感がないのが素晴らしい。
私の体は疲れ切っているので思う存分だらだらな格好でくつろぎます。
空も綺麗、湖も綺麗。繰り広げられる楽しい会話。ゆったりと時間が流れていきます。
いいじゃん。すんごい楽しいじゃん。
今回ボートに乗ってみましたが、とても楽しかった。
ただここまで記事を読んでみなさんわかる通り、注意点も発見。
- 一時的なテンションに身を任せて奥までいかない
- 事前にYOUTUBEなどで漕ぎ方を予習しておく
- スマホを湖に落としたら確実に終わるので細心の注意を払う
- 汗をかくとメガネが落ちる
- 水深が最深部で16mあるとのことなのでまじで気を付ける
- 雨の予報があるときはなるべく乗らない
この6つの項目には本当に注意しよう。
真ん中くらいまで行った時に雷雨なんてきたら、我々はどうすることもできずただ雨に打たれるのみ。祈ることしかできない。
そしてこの潟沼、冬季は休業するのと、ボートの貸し出しをしているレストハウスが不定休なのでそこも理解していてください。
みんなも、週末手漕ぎボートに乗ろうぜ。
施設詳細
名称:潟沼
アクセス;宮城県大崎市鳴子温泉湯元69
営業時間:10:00〜15:00