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遠田郡

涌谷町で栽培されている黄金レモンが凄い‼その誕生秘話と美味しい食べ方を徹底究明

日本で最初に“きん”が採れた場所。それが涌谷町です。

涌谷は黄金の町。金にちなんだ名産品やおみやげ品が自慢の町。

そんな涌谷町で黄金の果実を作っている場所があるとのこと。

黄金の果実。それは何なのか?何処で作られているのか?気になりますよね?

そこでやってきました、

『涌谷園芸ファーム』さん。

ビニールハウスが沢山並んでいる。ハウス内のすべてが黄金の果実でいっぱいなのだろうか?

と、思いきや

ハウス内は鉢植えの花でいっぱいだ。

そう、ここは果物栽培ではなく、シクラメンを中心としたお花の栽培農場なんです。

さやキジ
さやキジ

黄金の果実はどこ?

農場の一番奥にあるハウス。どうやらそこに黄金の果実があるらしい。その扉を開けてみると…。

無数の鉢が並び、青(緑)や黄色い実をつけている。

これは…レモン‼

収穫時期にはまだ早い様子。これから色づいていくようだ。

このレモン、黄金おうごんレモンと呼ばれているだけに、普通のレモンとは違うものなのだろう。

一体どんな違いがあるのか?読者さんが抱いているであろう疑問。これを生産者に訊いてみました。

紹介しましょう。涌谷園芸ファームの

手嶋慎也てしま しんやさんです。

まず、さやキジの正直な第一印象。

さやキジ
さやキジ

顔が黒い

いやいや、笑っているんじゃありません。まさに太陽の下で一生懸命に働く人の姿。

手嶋さんはここで、シクラメン栽培の傍ら、レモンを作っています。

まずは何故、レモンを作り始めたのか?

手嶋さん
手嶋さん

シーズンオフの収入源として

なるほど。農家はサラリーマンのように、定額収入が毎月入ってくるわけではない。作物を出荷したときに、その対価として収入を得る。つまり、収穫物がないシーズンは収入がない。

それが、冬。

そこで、冬に収穫と販売ができるレモンを作り始めたということです。

でも、読者の皆さんは、こう思ったことでしょう。

読者さま
読者さま

レモンは夏に食べたい

うんうん。気持ちはめちゃ分かる。暑い時期に、さっぱり爽やかなレモンは最高。

でも、国産レモンの収穫期は冬だそう。

この黄金レモンは、オレンジとの掛け合わせで作られています。

オレンジって、冬の果物ですよね。そう、お仲間のレモンも冬が旬なんです。

というわけで、冬の収入源のひとつとして、レモン栽培に着手しました。

そして、レモンは沢山売れて、冬のシーズンも大儲けできました。めでたしめでたし。

…。

いや、ここで話が終わったら、つまらないでしょ。

ただ単に、作って売る農家さんの話じゃないんだ、この記事は。

黄金レモン。なんせ商品名に“黄金”というワードを冠しているんです。

さやキジ
さやキジ

そんじょそこらのレモンじゃない

そこのところを、この記事でじっくりとお伝えしていきたい。

まずは、味。美味しい♬ いやそんなの当たり前。

では、どう美味しいかって、つまり、甘い。

とはいっても、そもそもレモンは酸っぱい食べ物。黄金レモンだって普通に酸っぱいが、糖度が他のレモンより高い。そのため、酸っぱいものが苦手な人にも親しまれやすい。

手嶋さん
手嶋さん

子どもさんにも喜ばれます

子どもにとって酸味は基本的に苦手な味ですが、この黄金レモンは子どもにとっても美味しいようです。

しかし、最初に黄金レモンの味を覚えてしまい、他の一般的なレモンを受け付けなくなってしまった子どもさんもいるとのこと。

世のお父さん、お母さんへ。お子さんのレモンデビューは一般的なレモンをオススメいたします。

次に、色。

オレンジと掛け合わせて作られたこともあり、色はレモンの黄色とオレンジ色の中間くらい。

つまり、黄金色♪

形も細長い一般的なレモンと違い、丸に近い形。ややオレンジっぽい。

次に、皮まで味わえるという点。

一般的なレモンの皮は、苦み、エグみがあり、あまり好まれて食べる部位ではない。しかも、海外産のレモンには、腐敗防止の農薬がかかっている場合が多いので、食べること自体、オススメしない。

しかーし、黄金レモンは皮まで安心、いやむしろ、皮を味わってくださいとさやキジは言いたい。

さやキジ
さやキジ

なんせ、皮が甘い

そう。苦みがなく、爽やかな甘みがフワッと残るような後味の皮。これがたまらんのですよ。さらに、農薬を使っていないので安心していただくことができるんだ。

丸ごと味わえる、糖度の高いレモン。

たちまち人気商品になって、大儲け。めでたし。

…。

いや、そうじゃない‼

まず、そんな凄いものは簡単に作れない。かかった期間、できるまでの苦労など、この素晴らしいレモンの誕生秘話をここで紹介したいと思う。

手嶋さん
手嶋さん

商品化までは3年かかりました

なんと‼そんなにかかっていたのね。

その歳月は手嶋さんにとってたくさんのハードルを越える時間だったことでしょう。

ハードル① 東北地方でレモン栽培が可能なのか?

国内では、広島や瀬戸内周辺など、温暖な地域で作られている。東北は寒すぎるのではないか?

ハードル② 無農薬で作ることが可能なのか?

虫への対策が大変‼

ハードル③ 需要はあるのか?収益を上げることは可能なのか?

栽培するにもコストがかかる。売れなければ大赤字。

これ以外にもたくさんの困難があったと思います。無理じゃないかという気がしてきますが、手嶋さんも、そんじょそこらの農家さんではありません。

手嶋さんの農家運営は、徹底したマーケティングで需要を調べ、人から求められるものを作ることを信条としています。黄金レモンは需要があるという確信を持っていたそうです。

さらに、手嶋さんの本業はシクラメンの花栽培。

手嶋さん
手嶋さん

花に関してはプロフェッショナル

そう、レモンにせよ何にせよ、実をつける前には花が咲きます。いかに良い花を咲かせるかは彼の腕の見せ所。

さやキジ
さやキジ

うん。可能性が見えてきた

さらに、ビニールハウスの温度調整や肥料の配合など、試行錯誤を繰り返したそうです。

こうして、やっと納得のいくものができた。

しかし、手嶋さんはここで即、売り始めるということをしませんでした。

手嶋さん
手嶋さん

まずはみんなに配り、味を知ってもらいました

商品の良さをしっかりとアピールし、消費者に知ってもらうこと。

簡単にできるようで、みんな意外とやらないかも知れない…。

そうしているうちに、味に魅入られて、黄金レモンを使ったメニューを提供する飲食店が現れた。

こうして一般販売される頃には、黄金レモンは美味しい‼凄い‼という評判が駆け巡っている状態だったんだ。

さやキジが噂を聴きつけたのはこの頃。すでに人気で、やや入手困難。

それでもゲットしたい‼そう願ったさやキジは、生まれ持った特殊能力を存分に発揮することになる。

特殊能力、それは

さやキジ
さやキジ

【食い意地】笑

こうして、さやキジが黄金レモンを初めてゲットしたのが2021年の年末。

ゲットしたら今度はいかに美味しく味わうか。

そしてまた、食い意地の能力を発揮し、研究を始めたんだ。

当時は、涌谷町内を中心に、黄金レモンのファンが増えていて、SNSに黄金レモンの料理を載せている人をよく見かけるようになる。さやキジも参考にしながら、レモンレシピの考案を楽しんだ。

さやキジがオススメのレシピは

【レモン鍋】

レモンの酸味が爽やか。味付けはシンプルに『だし』と『塩』。お好みの野菜や魚介類を入れて。

この時期、あったまりますね。めちゃくちゃオススメです。お酒も進みます。

もうひとつは

【レモン入り太巻き】

節分に作ってみました。具材は普通に恵方巻を作る際の具でOK。酸味が苦手な人は、酢飯の酢を控えめにするとバランスがいいです。

あと、写真はないのですが、グリルで焼目を付けた“焼きレモン”を、クリームチーズを塗ったクラッカーに載せたおつまみは、毎年冬のおつまみの定番です。

さやキジ
さやキジ

手嶋さん直伝おつまみ

ちなみに、ここで記した料理は黄金レモンを皮ごと使ったものばかり。皮まで美味しくいただけると、レシピの幅も広がります。考えるだけで楽しいですよね。

そして、「やっぱりレモンは夏に食べたい」という読者の皆さま。朗報です。

手嶋さん
手嶋さん

レモンは冷凍保存できます

そのまま冷凍庫へ。夏までもつそうですよ。

凍ったレモンはそのまま氷の代わりにチューハイやハイボールに入れるのが、さやキジ的サイコーの夏の楽しみ方。

お料理に使うとしたら、凍ったまま皮をすりおろして、サラダにトッピング。果汁はドレッシングにしても最高です。もうこれで、酒が飲めるのよ…

読者さま
読者さま

ってオイ‼酒のつまみばっかりかよ

さやキジ
さやキジ

やっぱりツッコミが入りましたか

食い意地、かつ飲兵衛のレシピ展開でごめんなさい。

でも、これだけ自分の好きな分野でレシピが広がるってことを、お伝えしたかったんだ。

お子さんが居る家庭だと、りんごと煮込んだ

『レモンとりんごのコンポート』が大人気。おやつやデザートとしてのポテンシャルも無限大だ。

さあ、あなたはこの“黄金食材”をどんなふうに味わうのか?

とてつもないレシピを考案し、誰にも教えず1人で楽しむのもよし、シェアしてみんなで味わうもよし。

涌谷園芸ファームの手嶋さんが、工夫と努力と長い歳月を費やした結晶、黄金レモンがここにある。

花を咲かせる農家さんが実らせた、最高の果実。それはきっと、あなたの家の食卓に、黄金のような笑顔の花を咲かせてくれるでしょう。

これで本当に、めでたしめでたし♪

黄金レモン購入ご希望の方へ:information

手間暇をたくさんかけ、丹精込めて作られている商品ですので、黄金レモンの数には限りがあります。

また今年度より、ふるさと納税の返礼品としても提供されることになりました。

さらに、提携している飲食店へ卸す分もあります。

近くのスーパーでいつでも買えるものではなく、一般の方へは、販売会、イベント等になります。

いつ、どこで販売されるのか?涌谷町の情報や手嶋さんが発信するSNS情報をチェックしてください

所在地:涌谷町花勝山2号70-2

instagram:https://www.instagram.com/wakuya.engei?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==