どうもささキジです。
ゴールデンウィーク真っ只中ですが、みなさん調子はどうですか?
以前書いた記事でゴールデンウィークといえば菜の花を思い出すよねみたいなことを書きましたが、実は菜の花以外にもこの時期綺麗に咲く花があるのよ。
その花がこちら

薄いピンクの大きな花びら。
実はこれ、【りんごの花】
意外と知られていないのだけれども、大崎市ではりんごを栽培している農家さんがいる。
「と言ってもそこまでたくさん栽培しているわけではないんでしょう?」
という声が聞こえてきそうですが、それは否。なんと4500本ものりんごの木が植えられている。
そんなりんご達がゴールデンウィーク中に満開の花を観せてくれるかもしれないという情報をGETしたので現地に行ってきました。
早速現地へ

今回「アイビス農場」 という米・りんご農家の鴇田さんの奥様に案内してもらいました。
四号線沿いの脇道にある農道を突き進んでいくと

あらやだ。りんごの木がずらり。

白い色がちらほら見えると思いますが、これ全部りんごの木。
まさか大崎市にこの規模のりんごをつくってるところがあるとは…とびっくりした方も多いんじゃないでしょうか?

どれくらい前からりんごを栽培しているんですか?
鴇田さん:「大体12年前くらいかな!去年が1200本追加して、今年が500本追加しました。現在は全部で4500本です」
12年やってて合計4500本。去年今年だけで2000本近くさらに植えるのはだいぶ思い切ったな感がある。
しばらく案内され歩いていると…

防虫剤を撒いている旦那さんを発見。

アンパンマン号のプロトタイプのようなイカした乗り物で登場。
アンパンマン号っぽいPOPさと、農薬散布用マスクの組み合わせが混沌な雰囲気を醸し出している。
すげぇかっこいい。これで取材にいきたい。

旦那さんにも話を伺っていきます。

りんごの花が満開近くになっているということで今後何かそれを活かす予定はありますか?
鴇田さん:「満開になるのがちょうど桜のシーズン終わりなので、将来的にりんごのお花見なんかが開催できたらなと思っています!」
それは面白そう。その背景には大崎市でりんごを栽培しているということを地域の方に認知してもらいたいという思いがあるんだとか。

鴇田さん:「このつぼみなんてすごくピンクで綺麗でしょ?りんごの品種によってつぼみの色の濃さが変わるんですよ」
と嬉しそうに説明してくれる旦那さん。
現在は品種の約9割がふじという品種なんだそう。そのほかには”王林”や”はるか”などがある。
鴇田さん:「米農家もやっているので、米が落ち着いた時期に収穫できるような品種と考えたときにふじが良かったんですよね」

そんな鴇田さんは
【地域の方に気軽に食べてもらえるようなりんご】
を目指している。
鴇田さん:「収穫の効率化(木を高くしない)だったり、手間のかかる工程になるべく時間をかけないようにしていますね」
だからこそ気軽に地域の方に行き渡るんだとのこと。
りんごの花を観に行ってもいいの?

満開になるのはおそらくゴールデンウィーク後半(5月3日〜※気温によって変動あり)ぐらいだと教えてもらいましたが、気になることが。

このりんごの花なのですが、一般の方たちが観に来てもいいんですか?
鴇田さん:「もちろん大丈夫です!自分たちは多分いないと思いますが、ゴールデンウィーク中はアイビス農場の直売所の駐車場を開放するのでぜひ観にきてください」

丸印のところに駐車し、歩いて矢印の方向へ歩いていけばりんごの木がお出迎えしてくれます。
アイビス農場直売所のアクセスはこちら
ちなみにお約束事があって
1.りんご畑まで直接車で向かうのはNG(路面が危ないため)
2.ゴミなどは各自片付けてほしい
3.つぼみや花をちぎらないでほしい(実がならなくなるため)
4.駐車や花見についてなにか問題が起きても責任は負えない
5.ほかの農家さんの畑もあるのでりんご意外の場所には立ち入りNG
とのこと。
なにやら大崎市の新しい目玉になりそうな予感。気になった方はぜひ行ってみよう。
アイビス農場SNS→インスタグラム