どうも。ささキジです。
大崎市に住む住民ですら、その存在を知らない方が多い謎の組織。
【4Hクラブ】
どうですか?聞いたことはありますか?
4Hクラブはなんと大正15年に発足されたといわれています。すげぇ歴史のある組織なんです。どんな組織かはささキジはわからないけども。
今回そのクラブのメンバーから
「4Hクラブの活動や考え方をみんなに知ってほしい」
というお話をいただいたので………
4Hクラブの定例会に参加

4Hクラブ大崎支部の定例会に参加してきました。
4Hクラブは全国にあり、それぞれの県、支部で分かれているんだそう。

話をしてくれたのは4Hクラブの会長を務める佐々木崇行さん。

ささキジさんは4Hクラブってご存じでしたか?

失礼ながら知りませんでした。選ばれしとんでもなくHな人が4人集まった組織ですか?四天王みたいな感じの。

全然違います。
聞くと4Hクラブとは20~30代の青年農業者を中心とした組織で、農業技術の改善や研究活動、そして同世代の仲間づくりを主に活動しているんだとか。


若い農家さんたちのコミュニケーションの場だったり、先輩農家さんたちとの交流で学べる機会があるということか。でもなんだろう。ちょっとお堅い感じはありますね。

課題の1つがそこなんですよねー。研修や勉強会などやるところはちゃんとやりますが、後は基本的に楽しくアットホームな環境なんですよ。
ささキジはアットホームという言葉が怖い。
なぜなら求人用紙に載っている、いかにもなアットホーム感を演出している写真や
「アットホームな職場です☆」
という記載をみると

職場内で完全に構築されたアットホームな雰囲気に私が単身で入り込める気がしない
と、臆してしまうからだ。
なので今回、4Hクラブの定例会の様子を見学することで実際の雰囲気を確かめていきたいと思う。
定例会開始

交流会についてや、今後のスケジュールなどつつがなく話が進んでいく。
話を聞いていると
・農大生との交流
・スポーツ大会
・秋田で開催される種苗交換会への参加
など、様々な活動の話をしていた。

この間やったモルックがめっちゃ面白かった。
みたいな話もしていて、なるほど雰囲気はとてもいいなと思った。

打ち合わせや会議って話はするけど、それは「会話」ではないじゃない?4H定例会は打ち合わせだけどいい意味で「会話」をしているなと思った。
回りくどい言い方をしましたが、簡単に言えば発言しやすい空気感があるってことです。
チラシの作成について

はい!では次にチラシ作成について話をしていきます。

右の用紙が新たなチラシのたたき台。

今回はお堅い感じが出ないように色合いを使用したデザインをお願いしました!すごくいいですよね!提案などあれば教えてください。

集合写真とか、活動の様子の写真があるといいかもしれないですね!

集合写真じゃないほうがいいんじゃない?みんなでわちゃわちゃしてる集合写真だと、全員がすでに仲のいい感じに見えちゃってこの空間に自分は入れるのだろうか…って俺だったら思っちゃう。
ささキジと同じような考え方を持っている人がこんな身近にいるなんて。感動。


問い合わせ先を載せるといいかもしれないですね!問い合わせフォームやLINEのQRコードを載せるとか!今の人たちって電話が苦手な人もわりかし多いみたいですよ。

ええええええ!なんかあったらすぐに電話したほうがいいんじゃないの?

今はインスタのDM、LINE、メール、電話の順番が連絡を取りやすい順番なんだってよ。

真逆だ…。インスタのDMだとなに送っていいかわからなくなる。
ギャップを感じながらも、理解しようと寄り添う姿勢が垣間見える。うん。4Hクラブ。いいところかもしれない。

いただいたイチゴのジュース。うまい。
秋田で開催される種苗交換会への参加の話でも、どうせなら泊まって飲もう!という話がでながらも
「でもあくまで自分たちの農業が優先だからね!全然無理はしないでね」
というような会話があったり。なんというか個人個人に合わせた適切な距離感を考えてくれるんだなと思った。
今の4Hクラブについて

歴史ある4Hクラブだが、今の4Hクラブはどんな感じなんだろうか?
どこの支部に聞くかによって回答が変わることだと思いますが、聞いてみました。

昔は農業って家業としてやってることが多くて、4Hの活動はちょっとした息抜きというか…はっきり言っちゃえば休むための免罪符みたいな側面はあったと思う!
ふむふむ。

今は意識が高い人が多いと感じますね。法人化したいとか6次産業化したいとか、そういった熱量のある若者たちを良い方向に導けるような組織でありたいとはみんな思っているはずです

今ってネットが発達してなんでも調べることができることもあって、自分の身になるようなことを自分で判断できる人が多いんです。それでも足りない部分をサポートするのが我々4Hクラブの役目だと思いますね
こういう体制が地域で整ってることってすんごいありがたいことだよね。

例えばウェブライターという仕事って地方だと同業がほとんどいないじゃない?なので正解がわからず、相談もできずのまま突っ走ることが多くて…かと言ってネットだけだと繋がりが弱いし、対面じゃないと解決できないことも多いじゃない?
そういったときに支えてくれる場があるというのは、すごいことよ。
これから農業を始めたいと思っている方や、ともに成長できる仲間が欲しいと思っている農家の方はぜひ4Hクラブに連絡してみてください。

4Hクラブ問い合わせ先
連絡先:宮城県 大崎農業改良普及センター 地域農業班
メール:nh-nks@pref.miyagi.jp
電話:0229-91-0727