読者の皆さん、お魚足りてますか?こんにちは、たいりゅうまるです!
東日本の背骨とも呼ばれる国道4号線、海に面していない国道ということもあり実は「海鮮一本勝負の個人食堂」というのは全体的にみても驚くほど少ないのはご存知でしたか?
そんなレアなお店が2026年5月。
なんと大崎市に登場したので紹介します!
古川4号バイパスに登場した定食屋さん

今回ご紹介させていただくのは
魚や まるか食堂 さんです
場所はこちら

元飲食店だった場所を代表はじめスタッフさん達が
「可能な限り自分たちで」改装。
清潔感あふれるすっきりモダンな印象の店内は
となかなかの広さです

開店時からお昼時はお客様で賑わい人気の程が伺えますね。
取材時は待っているお客様もいらっしゃいましたが、スタッフさんが常時お声がけしたりと配慮があり心地いい空間が作られていました
さっそく自慢の海鮮を食べてみましょう!
メニューは現在どんどん改良を加えている最中で、月毎にやや変更が加えられたりするとの事でした。
メニュー詳細が気になる方は下記の公式Instagramをご覧ください。
その中でも王道メニューであろう!と筆者たいりゅうが頼んだのはこちらっ!

じゃん!
刺身天ぷら定食 1,800円(税別)
6月現在は
今回はしっかり味わいたく天ぷらの付いた定食をお願いしましたが、
基本となるお刺身定食は1,300円(税別)
日替わり定食は限定数があるものの780円(税別)
と海鮮系の定食ではかなりコスパが良いメニューが並びます

お刺身定食に500円を足すと天ぷらが付いてくるってお得感が嬉しいですね!
しかし、特筆すべきはコスパじゃない!

仙台市場でその日仕入れの鮮度の高いお魚を中心にこの日は7種の魚介が盛り込まれていました

マグロは2種、塩釜港水揚げの食感と香りがいいばちマグロは大ぶりに3切れ、キメの細かい本マグロは赤身ながらも甘みがあり濃厚な味わいが光ります。

しっかりと脂の乗ったカンパチには隠し包丁を施してあり、お醤油との馴染みの良さを作り出すと共に風味や食べ味が増す事によって満足度が倍増しています。この一手間にお客様への
「うまいもんを食べて欲しい」という気持ちが詰まっている様に感じます。

そしてこの日もっとも唸った
「3日目の鯛」。
白身魚は数日間熟成をする事により旨みが増すのは広く知られていますが、熟成を行うための適切な処理って本当に難しいんです。エラの処理やワタのお掃除、鯛ならば硬い硬いウロコも処理しなければなりません。
低温の適切な場所で熟成する事でようやく旨み成分であるイノシン酸とグルタミン酸が増していき、イノシン酸のピーク近辺である熟成3日目がこの2つの相乗効果により旨みと食感が両立した「3日目の鯛」となります。

甘みのある脂と鯛ならではの美味しさが旨み成分の相乗効果で爆発し、食感も一瞬柔らかくも感じるけれどもねっとりし過ぎない絶妙な加減、実食時に鯛とは信じられずに店長さんに確認したほどの驚きの体験でした。
ちょっと食べた事ない鯛、みんなにも召し上がって欲しいです!
それ以外にも
「しっとりと脂がのって贅沢な旨みの南三陸産銀鮭」
「甘みが濃くて大満足な大粒ホタテ貝柱」
「柔らかくもさっくりと噛み切れる食べてて楽しい煮タコ」
とお刺身全てどれをとっても主役を張れるオールスターっぷりが光ります すごい一皿に出会った気分です。

天ぷらも海鮮が推しポイントです!
丸のしで仕上げられた聳え立つえび天は見た目も大きく感じますがそれ以上に「重さ」があります。
大きくて身の締まりが良いえびをタネの水分を奪わない絶妙な揚げ加減で天ぷらに仕上げているからこその重さがあり、それがえび本来の甘みとプリップリを凌駕するブリンブリンの食べ応えに直結している印象ですね。
このえび天も素材と技術の凄さを感じずにはいられません。
天ぷらは更に「初夏を感じさせるふっくら穴子」「茄子や青ものを使った季節のお野菜」が加わり、値段設定を疑う程の満足感がありました。

鮮度、ボリューム、そしてそれを仕上げる技術、その全てが高次元だからこそ生まれるこの定食、正直感動しました
鮮度の秘密と「まちの魚やでありたい」作り手の思い
今回取材に際しまるか食堂「鈴木代表さん」と「荒川店長さん」にお話をうかがいました
お祖父様の代から三代続く魚屋さんの三代目にあたる鈴木代表、料理人等の経験を経て現在は卸業を主軸としご活躍されています。
仙台市場からマグロを数十トンも仕入れ、宮城全域への当日配送を実現したり全国へ宮城の水産物の美味しさを広げる活動もされている若き鈴木代表。
意外にも「恥ずかしいから」との理由で顔出しNGでした。ゆくゆくは地域の子ども達の食育へ協力したいとの目標を持つ優しい瞳が印象的なイケメンさんです。

鈴木代表さん、この大崎古川の地でこれほどの鮮度を誇るお刺身やお料理が出せる秘密を今日はうかがいに来ました!

仙台市場はまだ暗い時間から動き出すのですが、その市場の中でも選りすぐりのお魚や貝類を仕入れして、朝から開店時間に向けて仕込みをして提供しています。
朝に市場に並んでたお魚をお昼にお客様に召し上がっていただける様に卸業直結のスピード感を活かしてメニューを組んでいます。

まさに市場直送なスピード感が鮮度の秘密だったんですね、新鮮極まりないとはこの事ですね!
ちなみに価格設定も魅力的なんですが、そちらにも秘密があったりしますか?

価格については地元大崎の人々や大崎を訪れる方々に美味しい海鮮を食べて欲しいとの思いから利益を追求するつもりはなく、運営に支障が出なければOK程度に価格設定を置いています。無駄な出費も抑えつつ、その部分も価格に反映させているつもりです。
スピード感も価格設定も「うまい海鮮を沢山の人に知って欲しい」という理念において励んでいます。まちの魚やはそれが仕事だと思っています。
確固たる理念のもと大崎の地で魚やであり続ける鈴木代表は事ある毎に「まちの魚やでありたい」とおっしゃっていました。
お客様との距離感やコミュニケーション、そして美味しい海鮮を提供したいとの心意気こそが「まちの魚や」であることこそが人気店の秘密なんですね!
そしてその鈴木代表の右腕とも言える荒川店長さんにもお話をうかがいました

お仕事中には凛々しくも、取材中は終始ニッコニコでお人柄がうかがえる荒川店長さん

お刺身や天ぷら、素晴らしいですね!これまで何かご経験がおありだったんですか?

仙台の割烹や古川の料理屋で学んだ経験を活かして頑張っています!
週末にはありがたい事に1日で200人ものお客様が来てくださった事もあり、美味しく召し上がっていただく事はもちろん、少しでもお待たせしない様に心がけています
鮮度が高い食材を提供する傍ら、より美味しく召し上がっていただく為の熟成にこだわったり、調理法にも一手間を惜しまない様にしています!
控えめな印象の荒川店長さんですが、先述の「3日目の鯛」や他の食材の調理方法のお話しとなるや目の輝きが倍増し、とっても詳しく教えてくださいました。
食材への傾倒や尊敬の念が見えて、本当に魚や料理が好きなんだと伝わってきました。生粋の職人気質を持つ若き料理人でした。

将来的には自分の店を持ちたいという夢も語ってくださった荒川店長さん、鈴木代表も応援しているそうです。夢が叶う日を筆者たいりゅうも応援しお待ちしています!
荒川店長さんはじめ、スタッフさん達が活き活きとお仕事なさっているのもこれぞ魚や!って感じで筆者はとても印象的でした。お店の明るさってスタッフさんの活気あってこそですよね!とても気持ちの良い魚やです!

まちの魚やであり、若き職人さんやスタッフさんが夢を追う舞台でもある「魚や まるか食堂」
これからの活躍がとても楽しみですね!
ぜひ新鮮な海鮮と気風の良いまちの魚やを体験しに足を運んでみませんか?
店舗情報
店名:魚や まるか食堂
住所:〒989-6223 宮城県大崎市古川青塚93−4
営業時間:11:00〜15:00(ラストオーダー14:30)※7月より夜営業も開始予定
連絡先:0229-25-8600(予約不可)
定休日:毎週水曜日
SNS:Instagram
【お店より】駐車場はお店前が混み合っていたり停めづらかったりした場合はヤマダアウトレットさん跡地の駐車場も利用可能です