どうも。ささキジです。
今回の記事の舞台は石巻。
自分はどちらかというと大崎市に行くことが多くて、石巻はとても新鮮。
じゃあなぜ石巻に来たのか?

取材するためにきたんだよ!今回の記事はすげーぞ。
大崎市、登米市、遠田郡の皆様。
— ささキジ (@nyannkurunaisa) January 30, 2025
もし良ければ、私に取材記事を書かせていただけませんか?
どんな企業さんでも。飲食店さん。個人さん。団体さん。変態さん。ぶっ飛んだ人。私が想像できないような取材記事。…
こんな内容のポストを以前したのですが、【変態さん】という部分に興味を持って声をかけてくれた方がいたんです。

その部分に興味を持つ時点でおそらく。おそらくですが頭おかしい人だなと思いました。
内容は飲食店の取材なのですが【店名を伏せてほしい】という要望が。
・お店の規模的にたくさんのお客様を入れることができないのでご迷惑をおかけしてしまうかもしれない
・でもささキジに記事を書いてもらうのは面白そうだから、もし可能なら書いていただきたい
というような話でした。

とても、とっても面白い。
なので記事の中で写真や店主さんの人柄でヒントを出しつつ、読者さんがいろいろ予想してお店を見つけられたらぜひ遊びに行ってみて!というような内容になります。
そんな記事もいいよね!面白いしどこか粋な感じがしないでもない。
※SNSなどの不特定多数の人が見れるところで予想したお店の店名を公開するのは控えてほしい。それだけはささキジさんとお約束してほしい。
ということで
石巻へ

穏やかな晴空。石巻の街中を歩くのは何年ぶりだろうか。

中学の頃、石巻のさくら野でこっそり男2人、女2人で遊び行った。映画を見てプリクラをとったのですが、なぜかプリクラが流出してささキジごときが!!!と裏切り者の烙印を押されたのはいい思い出。
中学生男子なんてそんなもんだよね。裏切り者には粛清を。当然のことです。そのときは確かカンチョウの儀でケジメをとったはず。
お店に到着

お店の前につきました。これが第一ヒント。海鮮が強いお店なのかな。

店内。テーブル席が3つ。あとはカウンターが4席。
落ち着いた空間で、テンション高めでワイワイ!というよりも少人数でしっぽりと楽しむ場所というように感じる。

そして店主さん。この日お店はお休みだったので私服での登場。これからいろいろ話を聞いていきます。

今日はよろしくお願いします!こちらのお店は何年やられてるんですか?

よろしくお願いします!ささキジさんの記事はよく見ていて、実際に紹介されたお店に足を運んだりもしていました!この店は夫婦で切り盛りしていて、今日で18年目になります。
なんと。私が取材したのが2月9日だったのですが、この日が開店記念日だったそう。


このお店を開くまでは別なお店などで修行されていたんですか?

以前は温泉施設や、近場の飲食店などで働いていました。自分のお店を持ちたいという気持ちは当時からあって…自分は宮城の県北に住んでいるので、近くで人口の多い町と考えたときに石巻が候補に上がったのでこちらでお店をかまえました!
なるほどなるほど。

お店の口コミなどを見ると、女将と亭主の人柄がすごくいい!だったりお料理がとても美味しい!だったりの口コミが多いのですが、当時からそうだったんですか?

そう言っていただけることは本当に、とても嬉しいですしありがたいです。ただ開店当初は閑古鳥が鳴いているような状況でして、外を見るとこんなに町を歩いている人が多いのになぜ…というような悲しい気持ちに打ちひしがれていましたよ。

その後徐々に常連の方や新規の方が増え、現在に至るんだそう。

おすすめのメニューはどちらになるんですか?

考えてみると、うちはこれだ!これをたべてほしい!みたいなメニューはないかもしれないですね。お客様が食べたいものを美味しいと思っていただけるように調理させていただくので、お好きなものを食べていただければと思います。

オープンして18年。いろいろと楽しいこともあっただろうし、大変なこともあったと思います。それでも18年続けられてお客さんに愛されてるってすげぇことだと思います。なにか秘訣ってあるんですか?

正直18年やってきて、いまだによくわかってないですよ 笑
でもお客様が来てくれることで、「次の日も営業させてもらえてるんだ」という気持ちは強いですね。それは決して自分に実力があるからだ!とは思っていなくて、お客様に対しての感謝しかないですね。
感謝。大事だよね。感謝って回り回って自分に返ってくる。ってのは30過ぎた頃から自分もなんとなくわかってきた。
そういう感謝の気持ちというのが普段の接客や料理に反映されているんだろうなと勝手に想像。


飲み歩くお客様も時代によって変化してきたなとも感じていて。18年前は女将のお尻を触るようなお客様なんかもなかにはいらっしゃったのですが、今では触ってももらえませんよ。はははははは!!!

………

……ああ。はい。(34年生きてきたからこそわかる。余計なことは絶対に言っちゃいけないタイプの会話のやつだ。)
今回私に声をかけてくれたのは女将。
頭がいっちゃってる人だと思ってビクビクしていたのですが、とても気さくでお話し上手。
女将はお店をオープンするまでは専業主婦をやられていて、接客を一から覚えたんだそう。
物腰も柔らかくて気さくに笑顔でお話ししてくれる女将はお店の雰囲気にぴったり。ゆったりと料理を食べて女将や店主とお話しする。
そんな風景が食べてないのに容易に想像できる。

それと、どの業界もだと思うのですが運の要素も大きいのではないかと思います。いろいろ考えてみても、やっぱり理由がわからないことって結構多いですもん。


あ、当たったわ。
そんな話をしてたら、用意していただいたお菓子で当たりを引き当てるささキジ。

おおおおおおおおお!!!ささキジさんもってるなぁ!!!そう。そういうのなんですよ。そういう運の積み重ねなんですよ。
この出来事が店主さん的にとてもツボにハマったようでずっと笑っていました。


近くにある商店でお菓子を購入したので、ぜひそちらで交換していってください。

当たったことも含めて、とても楽しい1日を過ごせた。
見つけることができた方は、ぜひ予約して行ってみてください。
ただ、下記のお約束をできれば守っていただきたいです
・SNSで予想したお店の店名を公開するのは控えてほしい

店名を伏せた意味がなくなっちゃうのと、違う店舗だった場合ご迷惑をおかけしちゃう可能性があるからです。よろしくお願いします!
家族や友人、個別チャットなどで盛り上がるのは全然OK。こういう自分と自分の周りだけの粋な楽しみ方もたまにはいいよね。
ということで終わりです。
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