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グルメ体験・取材レポート大崎市

【大崎市】「夜メニューはおまかせのみ?」2025年6月大崎市にオープンしたお店の海鮮を堪能してきた【bistro 海】

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『海』へ行ってきました

あぁ…。暑い毎日が続きますね。こうも暑いと海へ行きたくなります。

さやキジ
さやキジ

皆さんは行きましたか?海。私は行ってきましたよ。

今回は、さやキジが訪れたステキな『海』の紹介です。

最寄りの涌谷駅から電車に乗り、鹿島台駅で下車。

「え⁈鹿島台に海、あったっけ?」とお思いの皆さん、焦らずに。

鹿島台駅の西口を出てすぐ、目の前にある【909ビル】というところに入ります。

入るとすぐに2階に上がる階段があります。そこを登れば到着です。

着きました。今回の目的地bistro 海ビストロ うみです。海といっても海水浴場ではありません。

さやキジ
さやキジ

『海』という名前のお店でしたー。

コチラ【bistro 海】さんは2025年6月24日にオープンしたお店です。オープン当初はランチ営業のみでしたが、7月24日から夜の営業も始めたこのこと。

夜の営業なら、美味しいお酒が飲める?そして、店名が『海』ってことは、お魚が美味しいのかな?

そんな想像を搔き立てられて仕方がないので、実際に行ってみることにしました。飲む気マンマンなので電車に乗って。

『海』に入ります

店内に入ります。どんな『海の世界』が待っているのでしょう?

スッキリとした店内に解放感のある大きな窓。窓からは電車や人や車の往来が見えて、ずっと眺めていられる景色です。ここには静かな海のように穏やかな時間が流れています。

そして、出迎えてくれたのが【bistro 海】店主の志賀 康英しが やすひでさんです。

顔出しナシとのことで、イメージとして名刺の一部を使います。

志賀さん
志賀さん

いらっしゃいませ

さやキジ
さやキジ

おばんです。今日は美味しいお酒とお料理をいただきに来ました

志賀さん
志賀さん

お任せください

ここで、注文するものを決めようとメニュー表を探しますが、無い。あるのはランチとドリンクのメニュー表のみ。

夜の営業は『おまかせ¥3300』というコースただひとつ。メニューは日替わりで、内容はその日のお楽しみです。何故こういったスタイルなんでしょう?

志賀さん
志賀さん

市場にはあまり出回らない、珍しい魚貝類を使っています

海好き、釣り好き、料理好きの志賀さんは、釣り仲間のツテで独自の仕入れルートがあり、珍しい食材を入手する機会が多いといいます。ただ珍しいだけに、毎日手に入るわけじゃない。だから仕入れた食材によって毎日メニューが変わります。

仕入れた食材が、最高に美味しくなるメニューを毎回考えるのだそうです。

志賀さんの脳内では、食材を目にした瞬間から、調理法、味付け、盛り付けに至るまで“料理の設計図”が描かれていることでしょう。

さやキジ
さやキジ

それじゃあ、毎回メニューが違うのも納得ですね

さらに食材の吟味にも余念がない志賀さん。

志賀さん
志賀さん

自分の目で確かめて、「コレ」と思ったものを仕入れています

自分が納得いくものを選び、最高に美味しい調理法を考える。アイディアの広がりと奥行きの深さはまるで海のようです。

『海』をいただきます

ではでは。そんな志賀さんの目利きで仕入れた本日のお料理をいただきましょう。ただ、この記事に載っている料理は、8月某日の取材日にいただいたものです。別日に行っても同じ料理は出ませんので、ご了承を。

さやキジ
さやキジ

本日のおまかせコース、おねがいします

電車で来たので、お酒(別料金)もいただきました。まずはビール。

ビールと共に出てきた1品目、『冷ややっこ』です。豪勢&オリジナルなトッピング!

さやキジ
さやキジ

わぁお♪卵黄がのってる冷ややっこなんて初めて!

志賀さん
志賀さん

この冷ややっこはオリーブオイルをかけて食べます

さやキジ
さやキジ

斬新‼冷ややっこの概念が変わりますね

お豆腐に、トロンとした卵黄が絡みます。紫玉ねぎのシャキシャキした歯ごたえもよく、オリーブオイルの風味が全体を調和します。お醤油なしでも満足です。

2品目、『ローストビーフ』。玉ねぎを使った志賀さん特製のソースでいただきます。

次に、3品目のお刺身が出てきました。店主が吟味して仕入れた魚の刺身は【bistro 海】の真骨頂でしょう。このタイミングで日本酒に切り替えます。

とびきりの魚を使った3種のお刺身を左から紹介します。

・『アラ』…日本海でしか獲れない高級な魚
・『ヒラメ』…羅臼昆布で〆てます
・『マグロ』…めっちゃ脂がのっていて、口の中でとろけるようです

すかさず出てくるクジラのお刺身、4品目。にんにく醬油でいただきます。

お刺身づくしを味わうシアワセ。お酒との相性も言うことなしです。

ここでお酒の紹介もしておきましょう。いただいたのは『ヤマノコトブキ グッドタイムズ』。夏らしいラベルが目を引きます。微炭酸でスッキリ爽やかな味が、お刺身によく合うもんだから、スルスル進んで困っちゃう。

このお店に置いている日本酒は全て、志賀さんがお住まいの美里町内にある酒屋さんがセレクトした銘柄だそうです。

そしていよいよ、おまかせコース最後の一品が出てまいりました。5品目、『銀たらのカマ焼き』。

コレ、食べる部分が少ないように見えます。骨と皮が多いから、その隙間を箸でほじくって食べるのかなぁと思っていました。でもね、食べてびっくり‼

骨は噛みくだけるし、皮はパリッパリ。魚を食べる時って、骨をよけたり皮をはがしたりするのが面倒くさいのですが、この焼魚は丸ごといけちゃう。

熱風で焼き上げるオーブンを使ってじっくり焼いたという一品。骨までかじれるほど熱が通っているのに、脂は落ちないので身がパサつきません。骨と皮のパリパリ感と、身のしっとりふっくら感が絶妙なバランスでやってきます。

さやキジ
さやキジ

合間にスッキリ爽やかな日本酒♡

酒、魚、酒、魚、酒、肴、酒、肴。無限ループが止まりません。

焼魚を完食しました。普段、食べ終えた皿なんて撮影することはないんですが、大きな骨以外はキレイに平らげたので思わずパシャリ。これだけ残すことなく食べることができた満足感で、いい気分です。

以上5品のお料理を堪能しました。

¥3300のコースは、さやキジにとっては少々背伸びしたお値段です。だからちょっとビビっていたんですが、これだけ希少な食材を仕入れ、丁寧に最適に調理されたものをこの値段でいただけるなんて、むしろ良心的だと思いました。

内容は仕入れによって日々変わりますが、どの日に訪れてもきっと満足できることでしょう。

季節、潮の満ち引き、時間帯。海は様々なタイミングや条件によっていろんな表情を見せてくれます。海の食材も同じように、その時々で種類、品質、サイズは様々でしょう。日々それらと向き合い、その食材を最高に活かす工夫を凝らした【bistro 海】は、海のように広くて深いふところで、あなたを包み込んでくれる場所。

さあ、この夏あなたもこの『海』へ飛び込んでみてはいかがでしょう?珍しい魚と、新しい食の世界がきっとあなたを待っています。ただし、あまりの美味しさに、溺れてしまわないようご注意を。

『海』の情報

所在地:大崎市鹿島台平渡東銭神8-1 909ビル2F

定休日:毎週火、水曜日

営業時間

昼:11:00~14:00(月木金土日曜)
夜:17:00~22:00(金、土曜) 

志賀さん
志賀さん

お声かけいただければ、金、土曜以外でも夜営業します(定休日:火、水曜以外)

駐車場:店舗前、敷地内に10台
※お昼どきは、同ビル『ラーメン★HIBARI カシマダイ』さんと共用

instagram:bistro 海

志賀さん
志賀さん

インスタのDMよりご予約下さい。特に夜の営業は、事前にご予約いただけると幸いです。

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※本記事は記事公開(更新)時点での情報です。今後内容に変更が生じる場合もありますのでご了承ください。
※本記事は記事公開(更新)時点での情報です。今後内容に変更が生じる場合もありますのでご了承ください。
この記事を書いた人
さやキジ

大量のアルコールが体内に入ることで発揮される文章力。
人呼んで「泥酔ライター」
本業はリラクゼーションセラピスト
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