どうもささキジです。
9月ですね。さんまやはらこめし、新米など胸をときめかせる食べ物が目白押しなわけですが

油断してはいけない
そう。油断してはいけないのです。
9月は交通事故にあうかもしれない出来事が起こるのです。
その原因を引き起こすのが…とある虫。
※ここから閲覧注意です

その原因はかげろう。

え?この虫が交通事故を引き起こす可能性があるってどういうこと?
そう思う方もいると思うので説明します。
かげろうというのは、幼虫の頃は水の中に住んでいるいわゆる水生昆虫です。
彼らは9月頃になると、夕方過ぎに一斉に羽化し始めます。理由は子孫を残す可能性を少しでもあげるためなど言われています。
そして、光に集まる習性をもっています。
つまり水辺(橋がある場所)の電灯がある場所に大量発生するわけです
イメージできないと思うので去年(2024年9月14日)涌谷町の橋で撮影した写真を下記に貼ります。
※閲覧注意

思わずヴォエ!と自分はなりました。この中を夜に車で通るのはさすがに怖い。
光に集まる習性があるので、車のライトに集まり視界不良を引き起こすことがあります。
しかし、一番の問題はこれじゃない。

カゲロウは羽化すると、口が無くなります。なので1日ほどで寿命を迎えてしまいます。
その限られた時間で交尾・産卵を行い、道路にはカゲロウの亡骸が…
これがまるで雪のように積もり、スリップや渋滞を引き起こしてしまう可能性があります。
これらがみられるのは大体長くて一週間ほどだそう。
しかしこう考えてみよう
確かに危ないですが、そもそもカゲロウというのは比較的綺麗な川に生息する虫です。

自分たちの町の川はきれいなんだなと胸を張るきっかけにしてほしい。
そして短い寿命を燃やして、全力で1日を生きるカゲロウさんをリスペクトしてほしい。
ということでこのシーズン。川が近い道路を走るときはスピードを緩めて運転をしてください。