どうも。ささキジです。
甘いものが食いてぇ。でも甘すぎない感じの…なんというか自然な甘さを感じるやつが食べたい。
という矛盾に苦しむことはありませんか?

ちなみにその悩みを友人に打ち明けたら、「わがまますぎ。さとうきびを齧ってろ」と言われました。サトウキビって超おいしいよね。
今回そんなお悩みを解決できるドーナツカフェが登米市の津山町にある噂をGET。
なにやら
らしい。
そんなの。そんなのすごく気になるじゃないか。
ということで車を走らせていきます。
ドーナツカフェに到着

店名は【津山ベース】
名前の印象通り、大人たちの隠れ家みたいな遊び心をすごく感じる。
店内に入っていきます。

なるほど。

はい。好き。
お洒落さの中にロマンもちりばめられてるような空間。でも昔の喫茶店ぽいわけでもないし、今どきってわけでもない。つまりオリジナル空間。この空間好きだなぁ。
メニュー

ドーナツが…100円。
ドーナツセットが500円でコーヒーにドーナツ2個付き。
持ち帰りも可能。

コーヒー400円【ドーナツ付き】

単品コーヒーにドーナツが1個ついてくる!是が非でもドーナツを食べてもらいたいという熱い気持ちが伝わってくんね。

店主の川谷さん。
実際にコーヒーとドーナツをいただきながら川谷さんに話を聞いていこうと思います。
ということでドーナツセット500円(コーヒー、ドーナツ2個)を注文。
揚げたてのドーナツが…ドーナツが…
今回ささキジが訪れたのは14時ごろ。

ちょうどドーナツをもう一回揚げようと思っていたところです!もしよかったら揚げたて食べてみます?
やったーーー!!!!偶然のタイミングありがたい。


ここでクイズ!うちで使ってる油は一斗缶でいくらだと思いますか?ちなみに今業務スーパーとかで買うと大体4000円くらいです。
なるほど。ベリーイージーな問題だ。1個100円で提供してるとなると、安いはず。

3000円くらいですか?安く仕入れるルートやツテがある感じ?

15000円です。

たけぇ!!!

いやいやいやいや、赤字にならないんですか?

高い菜種油を使っているのですが、実は赤字にならないからくりがあるんです。高い油って酸化しにくいんですよ!おいしい状態をキープしたまま、おいしいドーナツができるというわけですね。
なるほど。酸化しにくいことによって、長く使える。しかもいい油だからおいしいドーナツがカラっとあがると。
となるとここまでのささキジは川谷さんの手のひらで踊らされていたということか。なんという策士。
そんなドーナツと対面

うわーお。おいしそう。
ドーナツに黒ゴマが入っていますが、黒ゴマはランダムで月に一回だけ生地に練りこんでいるんだそう。

第3週土曜日は黒ゴマです!みたいに固定してしまうと、お客さんも固定されちゃうんじゃないかと思って。今日は黒ゴマだ!みたいな喜びがあると面白いでしょ?

週に1度の営業なのに、月に1回ランダムで黒ゴマが入っている日に当たった俺はすげぇラッキーなのかもしれない
注意点としてはギャンブラーの方々は、今日はツイてる日だ!と勘違いして戦いに赴いてしまうことがあるくらいか。とても楽しい取り組みだと思う。

早速いただいていきます。

…………!!!!

揚げたてのドーナツは、噛むとサクッと心地よい音を立ててくれる。
ハフハフ言いながら噛み締めていくと、徐々に感じる優しい甘み。

噛んだ時点では甘さはほとんど感じない。噛むと優しい甘さともっちり感が口に広がって、とても幸せになれます。
よく商品の宣伝とかで
【さくもち】
みたいなのあるじゃないですか?さくっともちっとみたいな。ここに揚げたてという温かさがプラスされるとたまんねぇ。


さくもちね。んー……まぁおれ、あったかいさくもち体験しちゃってっからさ?うん。おいしいよね?さくもち。
みたいな謎のドヤ感、優越感がある。
※実際言ったら絶対に嫌われるので、言うのはやめよう
そんなことを思っていたら…

実はおいしい食べ方あるんですけど、試してみますか?
コクリ。

なんか、砂糖みたいなのまぶされてる。

これはキビ和糖(きびわとう)といって、さとうきびからつくられている砂糖なんですよ!食べてみてください。

とんでもねぇうまさだ。じわっと染み出すような優しい甘さで、味の主役を奪うような甘さではなく、ドーナツの潜在能力を引き出すような感じだ。
これ本当にびっくりするくらいおいしかったです。ちなみにキビ和糖をまぶしてもらう料金は無料。
といいつつも…


キビ和糖はこれ一択です。
というこだわり。しかし、それが値段に全然反映されていないという矛盾。ぶっ飛んでる。

ドーナツメインの記事なので多くは語りませんが、1日5食限定の
フレンチトーストコーヒー付き 700円
もとんでもなくうまい。それでいて川谷さんのこだわりがいかんなく発揮されているので、食べてみてください。
ドーナツの修業をしたの?

気になったんですけど、ドーナツづくりは誰かに教わったんですか?

私は元々大阪に住んでいたんですけど、当時大阪でドーナツ屋を営んでいた方にいろいろと教えていただきました!
川谷さんが宮城に移住後にドーナツづくりを教えてくれた方が宮城を訪ねてくれたんだそう。その時にドーナツの道具一式譲り受け、2024年5月にようやくドーナツカフェをオープンしたとのこと。


相当お安く提供していますが、大丈夫なんですか?

誰かを雇って…みたいなことをしたら赤字ですね 笑
1人でやっているので値段に関しては全然大丈夫です!
と笑顔で話す川谷さん。
たぶんここまで記事を読んで、川谷さんのドーナツが食べたくてしょうがなくなっていると思います。行こうぜ、津山ベース。
駐車場について

上記がお店周辺を見下ろした際の画像。
赤丸→お店
青丸→駐車可能スペース
になります!
店舗情報
店名:津山ベース
アクセス:宮城県登米市津山町柳津黄牛宇名217−2
営業日時:毎週土曜日 10時ごろから売り切れ次第終了
臨時休業の可能性もあるので、行く前に津山ベースのSNSをチェックすることをおすすめします

・週に1日(土曜日)しかオープンしない
・価格設定が頭おかしい