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体験・取材レポート遠田郡

涌谷町に去年オープンしたそば屋を取材しながらこっそり「美味しい食べ方」を教えてもらってきました【STAND SOBA HOUSE 一兎】

どうも。ささキジです。

いやいや寒いね。こんな寒い日は体内部を即効性のあるものを食べて温めるに限る。

となるとサッと食べれて、ポッと暖かくなる食べ物。

そう。あれだ。

そばとかうどんだ。個人的にこの日は猛烈にそばの気分。

ということで

2024年10月11日涌谷町にオープンした

【STAND SOBA HOUSE 一兎

に来ました。

ささキジ
ささキジ

まず、STAND SOBA HOUSEって響きが好きよ。お昼休憩時、同僚に「スタンドソバハウスいこうぜ」とか言ったらざわつくもん。なんかすごいとこ行くんじゃねぇかあいつらってざわつくもん。

入店

中に入って感じたのは清潔感。綺麗。そして椅子がちゃんとある。

立ち食いそばって屈強なサラリーマンたちが集まり、そばを啜る音と注文の声だけが響き渡る殺伐とした空間のイメージを勝手にもってしまっていたんですが、違う。

メニューは下記。食券制。

うむ。安い。

ここはおすすめと書かれている

・ミニ鶏めしセット 680円

あとは試してみたいことがあるので

・紅生姜天 100円

をチョイス。とても楽しみ。

お水と漬物はセルフ。

現在はご夫婦と従業員数名で切り盛りしていて、店主はご夫婦の奥さん。今回は旦那さんにいろいろ話を聞きながら食べていくぞ。

料理がやってくる

感じる。とても感じるぞ。

「多分うまいんだろうな」

というのを見ただけで感じる。

旦那さん
旦那さん

当店、揚げ物は注文いただいてから揚げています。その関係で注文が前後する場合や提供に少しだけお時間いただく時があるのですが、どうせなら1番美味しい状態でお出ししたいという気持ちがあります。

なるほど。速さ重視でサッと出してくれるところも好きだけど、立ち食いそばの価格帯で揚げたてを提供してくれるのも同じくらい、好きだぜ。

そばからズズズと。

ささキジ
ささキジ

とてもおいしいよ。そばは立ち食いそば!という感じのそばでツルツルいける。そんでつゆがおいしい。これは〜の出汁ですな。とかは自分にはわからないんだけど、家でめんつゆ使って食べるそばとは明確に違う、そしてうまいってことだけはわかる。

ここら辺ではなかなかみない紅生姜天。紅生姜のほどよい酸味を纏った衣の油がつゆに染みて…。これはたまらん。

そばつゆにコクとさっぱりさが追加されて食欲が掻き立てられます。

牛丼食べに行ったら無意識に紅生姜を乗せるタイプの人間の方は頼んだほうがいい。こんなにそばと合うもんなんだなと新発見。

次は鶏めしなるものを。どう食べればいいんだろうか。

と思ってたらちゃんと書いてある。

まずはそのまま食べる。次に、そば・うどんのつゆをかけて食べる。

なるほどなるほど。つゆを最後まで余すことなく楽しめるってわけね。やるじゃないの。

ささキジ
ささキジ

よっしゃ!!!我慢できないからいきなりつゆをかけて食べてやろう!!!

と思っていると

旦那さん
旦那さん

ちょっと待ってください!!!!

旦那さん
旦那さん

温玉(70円)に、卓上にあるつゆのカエシをかけて食べてみてください!常連さんがそうやって食べていて、自分たちも食べてみたらすんごい美味しかったんですよ。

とても誇らしげに教えてくれたのに、まさかの編み出した人は常連さん。

ささキジ
ささキジ

こんな熱く語ってくれたらさすがに断るわけにはいかん。つゆをかけて食べるというささキジ脳内理想プランが崩れたが、これはファインプレーになるはず。

説明してもらった通りに。

おいしいだろうなというのはわかるの。味も想像できる。

ささキジ
ささキジ

なんて思ってたんだけど、想像を超えてきた。うめぇ。なんだこれ。まずカエシがしょっぱくないのに風味豊かで味が濃い。ふわーっと広がって米に絡んでくる。それにもうなんか。なんかすげぇんだって。

温玉のコクはまぁ…34年生きてきた中で何度も食べてるから想像できた。

ただ鶏がすんごいぷりっぷり。ちょっとごま油がかかってて、味気なさそうに見えるのに実は1番鶏さんが頑張ってるんじゃないかな?と感じる。カエシを邪魔しないちょうどいい塩っけ。

シンプルなのに、付け入る隙がないと思えるほど完成してる。

旦那さん
旦那さん

こちらは企業秘密の独自漬け込み液に漬けて、塩分濃度もしっかり測っています。そして丁寧に加熱して調理させていただいているんです。最後にさっとごま油をかけて提供しています。当店おすすめの1つですね!

素晴らしい。新しい食べ方を発見できてよかった。

だがしかし

どうせならおいしいつゆをかけたバージョンも食べてみたい。

ということで

つゆもかけて食べてみました。

これはもうあれですね。ささキジカスタムですね。そばを食べている時に頬張りたいけど我慢してチビチビ食べていた紅生姜天がここで輝きを帯びてくるわけですよ。

そこに卓上の天かすを追加して、出来上がりです。

名付けるとするなら【ささキジのやつ〜我慢した紅生姜天を添えて〜】だね。

ポイントは我慢すること。紅生姜天をチビチビと我慢した自分をここで解き放つんだよ。つまりストレスからの解放。その心地よさがおいしさに+αで乗っかってくるって計算です。

ささキジ
ささキジ

うんめぇぇぇぇ!!!!!!食べる順番的にご飯が最後になるじゃない?紅生姜天のさっぱりさが、締めのご飯をズズズと掻き込みたくなるような欲求を生み出す。

これは騙されたと思って試してほしい。おいしすぎてちょっとのけぞっちゃったもん。

これを一気にガーっと掻き込んで、ターン!っと茶碗を置いて

「ごっつぉさん」

と言って去り際に後ろ姿のまま軽く手を上げて、サッと帰る。めっちゃかっこいいじゃないの。そんなサラリーマンの後ろ姿みたら間違いなく惚れるぜ俺は。多分俺だけだと思うけど。

・ミニ鶏めしセット 680円

・紅生姜天 100円

・温玉 70円

計850円の満足感じゃない。充実感まで感じてしまったよ。

お店の人に話を聞いていく

ささキジ
ささキジ

すんごい美味しかったです!ここをこだわっているんだよね!みたいなところってありますか?

旦那さん
旦那さん

すべて丁寧にこだわらせていただいているのですが、特に出汁にはこだわっていますね!妻がこれまでの飲食店経験から出汁という文化に触れ、出汁について勉強をして「だしソムリエ」なるものを取得しました。 素材の旨みを引き出すことに面白さをおぼえ素材の持ち味のみで挑戦し、その結果お客様に喜んでもらえたら嬉しいと思っています!

ささキジ
ささキジ

やはりそうでしたか!いただいた時につゆが違うなって思ってたんですよ!(自分の考えがあってたのでドヤ顔)こちらのお店ってどんなきっかけでオープンされたんですか?

旦那さん
旦那さん

妻がもともと料理が好きで、お店をやってみたいなと思ってたんです。いろいろ考えた時に、涌谷町でサッと食べれるようなところってないよなと思いまして…であれば駅そばをイメージするようなコンセプトのお店を出そうと思いオープンしました

なるほどなるほど。

ささキジ
ささキジ

オープンまでバタバタだったんじゃないですか?そこで奥様と喧嘩があったりと…

奥様:「ありましたよ!この人、形から入るタイプで調理器具を買いすぎるんですよ!」

おっと、食い気味にきたぞ。

旦那さん
旦那さん

いやー。どうしても自分はこだわり始めると止まらなくなっちゃって…

ここでささキジ、面白くて笑う。

ささキジ
ささキジ

大丈夫です。私も無駄に高性能なパソコン買ったり、動画編集したことないくせにスタンド付きマイクとかピンマイク買っちゃいますから。しかも結構いいやつ。

最後にチャーミングな話を聞けてとても楽しい時間を過ごせた。従業員さん達もとても丁寧で活気があった。

新メニューや、期間限定メニュー、営業日などはX(旧Twitter)で日々発信しているのでぜひチェックしてみよう。

STAND SOBA HOUSE 一兎→X(旧Twitter)

店舗詳細

店名:STAND SOBA HOUSE 一兎

アクセス:宮城県遠田郡涌谷町小里新一の坪112

営業時間:月〜金 10:30〜14:00  土 11:00〜14:00

定休日:日曜日、営業日カレンダーに記載(X(旧Twitter)にて毎月発信)

駐車場;あり

この記事を書いた人
ささキジ

天より授かりし文章力。その能力をフルに活かした謝罪文の作成が得意です。宮城県北の取材記事を主に担当。神妙な顔で下ネタを言うのが好きです。
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