どうも。ささキジです。
私、普段からSNSというものを活用させていただいているのですが、本当にありがてぇことに
「ここ記事にしてみたら?」
みたいな情報をいただくことがあるんですよ。
今回そんな連絡が来まして、なんと
【カウンターで揚げたての天ぷらが食える】
【完全予約制】
というインフルエンサーがこぞって押し寄せそうな特徴を持つお店が登米市にあるぜ。という情報をいただきました。
そんなお店が登米市にあるなんて知らなんだ…
こんなの。こんなのさ。こんなこと知っちゃったらさ。
いくしかないじゃない。いくよそりゃ。楽しみすぎるよ。今回はSNSのフォロワーさんと一緒に。
登米市佐沼にある【きらく粋月山】
なんと創業104年。
ちなみにいつもの記事の書き方だと料理の紹介と一緒に値段も紹介するのですが、今回は新たな試みとして値段は記事の最後に書きます。
これによって最後まで記事を読んでもらえるようにする狙い。34歳という年齢にもなると勢いのある若手には戦闘力で勝てないので、長年培って来た技術で戦う必要がある。なのでここらで技巧派になったる
というのは嘘で、ちょっとびっくりする値段だったので最後に持ってくるだけです。楽しみにしててね。
入店
右下にがっつり私の財布が写っていますが、綺麗で落ち着く空間。
もちろんカウンターに座って食べたいと思います。
メニューはありません。
完全予約制で、予約時に金額と苦手な食べ物を伝えるスタイルです。何が出てくるかはお楽しみという要素って最高にクールで最高にわくわくするよね。
やってきた食べ物たちはこんな感じ
- エビチリ
- シラスが乗ったひややっこ
- 鴨肉
- さんまの南蛮漬け
- 湯葉の茶碗蒸し
先陣を切ってやってきたのはこの5つのメニュー。
もちろん全部美味しいんだけど、1番心を奪われたのは湯葉の茶碗蒸し。優しい味。ただ優しいだけじゃなく、なんかいろんなものがかけ合わさって、その結果優しいという感じ。こういうのを味わい深いって言うんだと思う。
その後お茶を飲みながらほっとするひとときを過ごす。
しかし、ここからほっとするひとときをぶっ壊すエキサイティングが始まります。
天ぷらだー!!!やったー!!!
よっしゃきた天ぷら!!揚げたてを直で提供されるのはたまらんねぇ。まるで自分が選ばれし特別な人間になったように錯覚する。
ちなみに天つゆ、塩はデフォルトでついて来ますが
・梅塩
・柚子塩
・レモン塩
・伊勢えびのだし塩
上記も卓上においてあり、使用することが可能です。
とか考えてる間にどんどん来る天ぷらたち。
写真を撮るために待っていましたが、本来は揚がった瞬間にパクついていいものですからね。
味はもちろん
おいしいの。薄めの衣で、素材の味が引き立ってるんだよね。想像してみ?これはどの塩で食べようか?いや、天つゆか?なんて悩みながら食べるなんて、最高に贅沢な悩みじゃないの
個人的に伊勢えびのだし塩がうまかった。取材で来たくせに、他の塩を使わずに伊勢えびのだし塩しか使わなかった。
つまり、伊勢えびのだし塩でしか食ってない。ほんと、すみませんでした。配慮が完全に欠けてました。でもそれくらい私の心に突き刺さった。突き刺さるだけじゃなく返しまでついてた。
スピード感あふれる天ぷら達。
これは海老とヤングコーン。
ヤングコーンの天ぷらは初めて。想像を超えてくる美味しさだった。食感がとてもいい。内側はホクホクしていてほのかに甘くないとうもろこしっぽさを感じる。え?君たちヤングコーンの天ぷら食べたことないの?…嘘でしょ?ってみんなにドヤりたくなるおいしさ
でかくてふわふわの穴子に伊勢えびのだし塩が合う。伊勢エビと穴子の融合とやらを初めて体験。
……エビのアレルギーじゃない限り、これは一度体験したほうがいい。多くは語らない。でも食ってみたほうがいいってだけは言っておく。
天ぷらは最終的に
- エビ
- アスパラ
- いか
- さつまいも
- 穴子
- ヤングコーン
の6種類。サイズが大きいのも紛れているので
天ぷら食ったぞー!!!感をしっかり感じることができます。
※ちなみに天ぷらはその都度内容が変わる可能性があります
と、ここで皆さんは感じているはず。
【米は?米はないの?】
まぁまぁまぁ落ち着きなさいよ。大丈夫。ちゃんとあるから。
梅がゆ。
天ぷらという油分を摂取した体には梅がゆがドンピシャ。口の中がスッキリ。
トータルバランスがすこぶるいい。梅がゆは天ぷらのために、天ぷらは梅がゆのために。これくらいお互いになくてはならない存在になってる。
だが梅干しが苦手な方も当然いると思う。その場合は、白米やそば、天丼などにもできるとのことだったので、予約時に伝えれば万事OK。
デザートは柿。お茶をズビズビしながら食べます。ごちそうさまでした。
今回食べた料理。いうならば天ぷらのコース料理みたいなもんだよね。
では今回食べたこの料理。果たしていくらになるのでしょうか?
1500円。まいった。こりゃまいった。
どこのTemuだよ。俺は騙されんぞ!
と思わず疑ってかかってしまうレベルのお値段。
仮に予約する時に1人頭3000円で!なんてお願いしたら何が出てきちゃうんだろう。
私はとんでもなぇところに来てしまったみたいだ。よし、店主さんに話を聞いてみよう。
店主さんに話を聞いていく
顔はちょっと…ということなので伏せて。店主さんに話を聞いていきます!
ごちそうさまでした!美味しかったです。やはりこちらは天ぷらがメインのお店なんですか?
そうですね!差別化を図ろうと思った時に、天ぷらを出すのはどうかなと考えていました。本来天ぷらってお客様がどのタイミングで食べるかわからないものなので厚めの衣にすることがほとんどなんです。しかし、ここではお客様の食べるペースに合わせながら提供できるので、衣を薄い状態で、かつ1番美味しい状態でお出しできるのが強みですね!
ちなみに梅がゆは店主さんが仙台のお店で修行していた時代によく出していたものだそう。なるほどね。上品でうまいんだわ。
おれなんかほら、独り身だしさ!家賃も人件費もないからその分お客様に還元できるんだよね。
うーん。こういう時、どんな言葉を返すのが正解なのだろうか。
・全然そんなことないですよ!は意味わからないし
・そうなんですね!もなんだかそっけない。
・ボケを挟むにしては初対面なのでリスクが高すぎる
そんなことを脳内で考え、ささキジスーパーコンピューターが弾き出した返しは…
あ、あぁー!あぁ。(笑顔で頷く)
返しとしてはびっくりするくらいダメね。これは反省だわ。なんだ俺のこのコミュ力。話にならんぞ。
ただどうしても1人でお店をやっているので、予約制にさせてもらっています。予約制だと自分もお客様も納得できるものを提供できると思っています!お店の名前の通りきらくに連絡してください。
予約方法
予約は仕入れの関係上2日前には連絡いただければとのことでした。
予約は
電話→0220-22-2710
もしくは
X(旧Twitter)からのDM→アカウントはこちら
で予約可能です。
予約の際は
- 人数
- 日、時間
- 金額
- 苦手な食べ物
を教えて欲しいとのことでした。
みんなも予約して行ってみようね。
店舗詳細
店名:きらく粋月山
アクセス:〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼小金丁9−2
営業時間:予約時の時間による(ランチもディナーも可能)
定休日:日曜日(水曜日が仕入れ先が休みの日になっていることが多く、もしかしたら対応できないこともあるかもしれないとのことでした)
※宴会場もあるので25名程度の宴会も可能です!