どうも。ささキジです。
私はこうなんというか…年に数回、自分の身の丈に合わなそうなものを猛烈に欲する時がある。
・アイスランドへ行き、ホエールウォッチングをしたくなったり
・学生の頃から惚れていたマッスルカーが欲しいという熱が爆発したり
・オッズ100倍超えの三連単に1万円賭けてみたくなったり
そんな私ですが、今回は創作イタリアンなるものに心が奪われたわけです。

だって考えてみ?イタリアンってだけでも、おおおおう!とテンション上がるのに「創作」って文字まで付いてくるんだぜ?とんでもねぇよ。俺の頭じゃ処理しきれねぇ。行ってみたい
ということでやってきたのが

鳴子に5月1日オープンしたマルコ・パゴット。
ダンディーな豚様がマスコットキャラクターのお店。

午後3時に到着。駐車場がとても広い。鳴子ってお店の駐車場が狭めのイメージがあるのでとても嬉しい。
そして創作イタリアン店に「軽トラ」で参上するささキジ。これについては、こういったお店に近寄れなかった理由の1つになります。
緊張しつつも勇気を出してお店の中へ。

おおおおお洒落。奥はカウンターになっていて、外の景色を眺めながらイタリアンを楽しめるってわけね。
開放感と清潔感、そしておしゃれ感。席に着いたくらいから緊張はどんどんなくなっていきました。

左がオーナーの東さん
右が調理担当の松本さん
今回はこの2人に話を聞きながら、体全身でイタリアを感じていきたいと思います。
メニュー
通常メニュー

ランチメニュー

これはあんまりいい言い方じゃないんだけど自分の想像より価格が抑えめだなと思った。
【イタリアン】×【創作】×【観光地】 =【高め】
というささキジの中で揺らぐことがあまりなかった方程式が崩れた。
なんかちょっと得した気分になりながら注文

生パスタのトマトとバジル(1200円)とフィッシュ&チップス(600円)を注文したよ。
イタリアンを紹介するんだからフィッシュ&チップスじゃないものを食べなさいよ!と読者の方からご指摘をいただきそうな気がしますが、まぁ落ち着こう。
食べたことがないものを食べてみたいという欲に勝てなかった。それだけのことです。
生パスタ(トマトとバジル)1200円

うむ。おしゃれ。

生パスタというものは昔コンビニで買って食べたっきり。なのでどんな感じの味だったかは忘れてしまっているので比較できませんが
もちもち?プリプリ?感が強くて、言い方は絶対間違ってると思うんですけど、みずみずしい。

おいしい。バジルの風味とトマトの甘みをしっかりと感じることができる。いや、それだけじゃない。この味を引き締める後味はきっとあれだ。

やはりね。ごろっとしたニンニクがささキジがこれまで食べてきたパスタと比べるとわりかし多めに入っている。
おしゃれなのに、にんにくの後味で食欲がすごく刺激される。この時間にパスタを食べていた他のお客さんも
「バケツ一杯食べられるよ!」
などと言っていて、確かにその気持ちわかる!と感じた。ビュッフェとかでこのパスタがあったらかなり回転率早いと思う。中毒性のある味。
ただ毎日ご飯を二杯食べてる人だと量的に物足りなさを感じる可能性アリ。なのでその場合はバケット(200円)も合わせて頼むと満足感をしっかりと得られると思います。

生パスタは茹で上がりまでの時間が短いので、あまりお待たせせずに提供することが可能です!
なるほど。うまいし早い。理にかなっとる。
フィッシュ&チップス(600円)

生まれて初めてのフィッシュ&チップス。フィッシュが思ったよりもでかい。
魚については鳴子の魚屋から厳選されたものを仕入れているとのこと。
早く食べたい気持ちを抑え

辛口のジンジャーエールを注ぐ。揚げ物には炭酸だよね。
辛口のジンジャー。きっとフィッシュ&チップスと相性がいいはず。本来ならビールなんだろうけど自分はお酒をあまり飲めないのでジンジャーでいかせてもらいます。

優雅にジンジャーエールを撮ることで、

おれそんなにがっついてないですよ?ゆっくりたべますよ?
という誰に向けてなのかわからない紳士アピール。をしたかったのですが、写真にフォークを握りしめる右手が写っていますね。
そうだよ!!!もう我慢できないんだよ!!早く食べたいんだよ!!!


あ、だめだこれ。すげぇおいしいやつだ。
あのね。めっちゃうまい。魚だしちょっとパサついているんだろうなって勝手に思ってたんだけど
【脂が乗った焼き魚の焼き立て】
くらい身に水分が残っている。こんなにジューシーなんだ。多分食べた人は一口目びっくりするんじゃない?
これにジンジャーを合わせるだけでも

くぁぁぁぁぁぁ!!
ってなるのに、こんなのビールと合わせたら大変なことになっちゃうはず。自分は飲めないけど、ビール好きの人がこれを食べて興奮している様子が容易に想像できる。
大満足。全部美味しかった。
話を聞いていく

美味しかったです!なんで鳴子でイタリアンをやろうと思ったんですか?

鳴子にイタリアン(生パスタ)がなかったからというのと、イタリアでミシュラン一つ星店に勤務していた日本のシェフと知り合いだったので、その方にイタリアンを教えてもらうことが可能だった。ということがありますね!
そこで実際にシェフに調理を教えてもらったのが調理担当の松本さん。

実際どうでした?大変でした?


きつくてしばらく食べ物が喉を通りませんでした。
こら。正直すぎんだろ。体だけじゃなくてメンタルまできちゃってんじゃん。
そこは「厳しくもありましたが、そのおかげで今がありますね」みたいにまとめなきゃダメなのよ。といいつつそういう正直な人。ささキジはとても好きです。


飲食店はとても大変で厳しい仕事だと思うんです。なのでそういった現実の部分もしっかり指導していただいたことは本当にありがたいです。だからこそお客さんに感謝してもらえることに喜びを感じることができると思うので!

ええ話だ。ちなみにお店独自のこだわりってどんなものがありますか?

ブルスケッタ4種盛り(1400円)

メニューを見てわかる通り地元の食材を使ったりなどはこだわっていますね!創作ということもあるのでメニューは常に新作を考えています。ちなみに最近すごく人気なのがチーズチキンコトレッタ(国産鶏胸肉のチーズ焼き)です

人気のチーズチキンコトレッタ(1400円)
とても美味しそう。次はこれにしよう。

あとはバケット200円(パン)を頼んでいるお客さんが多かった印象。一品ものに合わせたりパスタに合わせたり、俺も頼んどけばよかった…と後悔したのでみんなはぜひバケットも頼んでみよう
ということで2025年5月1日、鳴子にオープンしたマルコ・パゴット。美味しかった。
ぜひ鳴子観光の時や、お出かけの時に寄ってみてください。
店舗詳細
店名:マルコ・パゴット
アクセス: 宮城県大崎市鳴子温泉月山13−2
営業時間:11:00-20:30(l.o20:00) ランチ11:00〜16:00
定休日:木、金
駐車場:あり
SNS:インスタグラム、X(旧Twitter)