どうも。ささキジです。
今回の記事は…ラーメン。
先日11月24日に新しいラーメン店が涌谷町にオープンするぜ!といった記事を書きました。

店名は北海道北広島らーめんかず屋。北海道の店舗からこちらに移転してきたらしい。
そんなお店ですが、今回なんとね…

オープン前に試食させてもらえることが決まった!!!
これはとても嬉しいことですが、読者さんに情報をしっかりと伝えなきゃいけないという責任も当然大きいんですね。
そんなの…そんなのって…心が燃えるじゃないの。

任せろ。全力で紹介させていただく
ということで
オープン前のかず屋にやってきました

今回いろいろ話をさせてもらった
店長の工藤一幸(くどうかずゆき)さん※画像右
副店長の渋木慎司(しぶきしんじ)さん※画像左
2人は北海道の店舗→涌谷の新店舗へ移転を機に宮城にやってきたとのこと。

北海道出身の店長が沖縄からやってきたくらいの勢いで日焼けしてるのすげぇ。
などと思いつつ、店内へ
店内の様子

注文は券売機を使用するシステムになっている。

店内はとても広い。座敷もあるので子ども連れでも安心。

自分の子供が小さかったときは、外食でラーメン食べる選択肢って…ほとんどなかった。
なので外食の時は回転寿司店に行き、子どもを幼児椅子に座らせポテトを目の前に置いておくという画期的戦略を使っていたのですが、ここなら座敷も多いから安心だね。
メニュー
メニュー表が取材時、細かい調整などがありまだ作成中とのことだったのでなしです!
しかし今回頼んだメニューの一部だけ紹介したいと思います。

今回注文したのは
【味噌らーめんセットミニ炙りチャーシュー丼付き 1280円】
味噌らーめんとチャーシュー丼が人気とのことでそれを両取りできるセットを頼みました。

なんてったって読者のために記事を書いてるからね。抜かりはないぜ。
注文の品が到着

おおおおおお!なるほどなるほど。

とてもいい匂いが私の周りをただよっています。
じゃあまずはラーメンから食べてみよう。
…その前に。

言っておきますが、開店前に試食させてもらったからいいことばっかり書いてるんじゃないの?とは読者の方に絶対に思われたくない。
読者さんの信頼あってこその記事ですからね。本当に感じたことをビシッと言ってくよ俺は。
味噌ラーメン


おいしい。
いや、まって違うんだ。
「本当に感じたことをビシッと言ってくよ俺はとか言ったくせによ!」とか思われそうだけど、本当においしいんだからしょうがないじゃない。

まずスープ。ここら辺だとどっちかというと甘味が強めで、ほんのちょっと粘度を感じるような味噌ラーメンが多いじゃない?個人的にかず屋さんのはコクがありながらキリッとしてるように感じる。
しょっぱいからキリッと感じるというわけではなく、なんていうかな…旨味のインパクトが最初にガンッときて、じわじわコクが広がるっていえばいいのかな?その差が大きいからキリッと感じるのかも。

まさにその通りです!開店時には今の味からもう少しマイルドになるような味にもっていくつもりです!北海道の店舗は20年続いたのですが、その時からスープ作りは10時間以上手間をかけてつくっています。
はぁーすごい。
自分の意志でこうしたセルフブラック勤務に持っていくのって、本来人間が持っている本能との戦いなわけですよ。
休みたいとか、さぼりたいとか、手を抜きたいとかね。ささキジは意外とサボる。
その本能に20年抗ってきたっていうのは、本当に強い意志のなせる技。とても尊敬する。


炙ったチャーシューがとろとろでうまいんだわ。脂身が多めかな?でも全然くどくないの。むしろ合う。それはキリッとしたスープだからかなと勝手に思ってる。
縮れ麺もスープが絡んで良き。
ミニ炙りチャーシュー丼

炙りチャーシュー丼もいただいていきます。
まず、ミニという名前にふさわしくない大きさ。それでいて重箱。蓋がされた状態で提供されます。

おれね。これだけを注文しているお客さんがいたとしても「ラーメン屋で丼ものだけ頼むの?」なんて絶対に思わない。それくらいうまい。
いやびっくり。ご飯にタレがしみ込んでるじゃなく、肉にタレがギュッとしみ込んでるの。それが炙られてて匂いがたまらん。
もちろん味もたまんない。ラーメンでも同じことを言ったけど、チャーシューの味もキリッとしてる。
ただ、個人的に後悔してることがあって

提供された瞬間に重箱の蓋を外さなければよかった。ということ

どういうことかというと、蓋を閉めた状態だとご飯の熱に蒸されてより旨くなるんじゃないのか?という疑問が爆発的に浮かんできたから。
すぐに蓋をあけて食べた状態でも肉がふわっとしてとてもおいしかった。
しかしラーメンを半分味わった時くらいに蓋をオープンするという戦略もある。これは次に行ったときに試してみたいと思います。
なぜ北海道から涌谷にやってきたの?

20年北海道で続いたお店、なぜ涌谷に?というのはみんな気になると思うので聞いてみました

北海道のお店の近くが大型施設の建設などで地価がかなりあがったんです。なので店舗の年契約が終わる時期にお店を畳もうと思っていたんです。
ほうほう。

自分はゴルフが趣味で、共通の趣味の方が涌谷在住の人でして。そこで涌谷に出店してみない?と声がけいただいたのがきっかけです。


実際にこうして涌谷町にやってきたわけですけど、涌谷町はどうですか?

とてものどかでいいところだとおもいます!見通しも良くて、故郷の青森を思い出します!

街灯が少ないというのが印象的で、星がすごくきれいに見えていいなと思いましたね!!

それもはや「なにもねぇ」と言ってるのと一緒やぞ!!
工藤さん・渋木さん「いやいやいや!そんなことないですから!」
というお茶目さも二人は兼ね備えていました。
そんな工藤さんが大事にしていること


工藤さんはお店を切り盛りすることで大事にしていることはありますか?

おいしいラーメンを提供すること、ブレのない味を提供すること。これらは前提の話で、一番はお客様に対しての想いだと思ってます。ラーメンと接客がセットになって初めてお客様にとっての価値になるんです。
おっと。あつい話が聞けそうだ。

自分はよく言うんですけど、バスや電車で席を譲るときって相手を思いやるからこそするものじゃないですか?綺麗なお姉さんに下心があるから譲るのとでは、同じ譲るという行為でも言葉の使い方や行動って変わってきますよね?
ふむふむ。よくわかる。


だからこそ前者の気持ちで接客ができるようになろうとは言ってますね!

めっちゃわかる。小さな気遣いだったり、あえて放置する優しさだったり。つまり打算的ではなく自然体で臨機応変に相手を思いやり、気配りができる人間性を身につけろってことですね?

まさに、まさにおっしゃる通りです。ラーメン作りも一緒で、自然体の「お客様の笑顔のために」という要素が加わるとラーメンの味にも良い変化が出てくると思っています。
いやー。いい話聞かせてもらいました。心まで満足してしまったよ。
そんなかず屋は2025年11月24日にオープン!

24日に限り、11:00~スープが無くなるまで通し営業で
【ラーメン1杯(味噌ラーメン、醤油ラーメン、塩ラーメン)を500円(税込)で提供するとのこと】
※当日は麺類のみの提供になります
店舗情報
店名:北海道北広島らーめん かず屋
住所:宮城県遠田郡涌谷町渋江262
駐車場:あり
営業時間:昼の部11:00~15:00 夜の部17:00〜20:00
