大切な人へのプレゼントに迷ったら「熱い・想い・感動・繋ぐ」茶房クレインへ行ってみよう

クリスマスシーズン。この時期っていろんなことを「選ぶ」シーズンだと思う。

・プレゼントを選ぶ
・忘年会の店を選ぶ
・ケーキを選ぶ
・クリスマスの過ごし方を選ぶ

楽しい、わくわくする。けれども悩ましい。だって選択肢はいっぱいあるから。後悔しない選択をしたい。だって特別な日だから。

そんな悩めるみなさんに紹介したい、とっておきの店がある。

それが【茶房クレイン】さんだ。

そして店主の『小野寺昭子おのでら　しょうこ』さん。

『コーヒーとカレーの店　茶房クレイン』とあるように、ここは、コーヒーとカレーが絶品のお店。どんなコーヒー？どんなカレー？ひとつひとつ紹介していこう。

まずは、カレーから。

カレーって、家で作るとしたら、野菜を煮込んでルーを入れるのが一般的だと思う。これはこれで美味しい。お母さんの作るカレーは御馳走だ。

ただ、ここはお店。ルーは使わない。じゃあ何を使っているのだろう。

昭子さん

スパイスを使います

なるほどー。豊かな風味の秘密はスパイスか。さらにクレインのカレーの特徴として

・地元産の野菜がふんだんに使われている
・鶏胸肉を使用、高たんぱく低カロリー
・小麦粉(ルー)不使用
・スパイスが中心の味付けなので、塩分控えめ

さやキジ

なんて健康的なんだろう

そう、健康にめちゃくちゃ配慮した作られ方をしているが、そもそもカレーってスーパーフードなんだ。

昭子さん

主にカレーを食べている国は、肥満、認知症、糖尿病がないんです

なんと！どれだけたくさんの日本人がこれらに悩まされているだろう。

刺激的で、脂肪も燃焼してくれる、スパイスのチカラですね。ありがたや。

さやキジ

カレーの国に移住したい

さやキジ同様、カレーの国への移住を検討した読者の皆さんはちょっと待って！

大丈夫。大崎市にはクレインがあるんだから。

ここのカレーのさらに凄いところは野菜をふんだんに使っているところ。しかも地元産の野菜が中心だ。野菜はもちろん、お米も。

昭子さん

生産者の想いをメニューに込めて

店主、昭子さんの生まれは農家。家業の手伝いを通して、農家の苦労もやりがいもよーく知っている人なんだ。そんな幼少期からの経験が、クレインの土台となっている。

そして、米の生産が盛んな大崎市において、お米を美味しくたくさん食べようと思ったら、カレーはうってつけのメニューだ。野菜たっぷりスパイスカレーなら、健康への配慮もできるし、理想的じゃないか。

さあ、そんな理想を適かなえるカレーをいただこうじゃないの。

ロコモコ丼￥1100

ロコモコ丼。ご飯onハンバーグon目玉焼き。そこにイエローチキンカレーをかけていただく。スパイスの風味豊かなカレーにハンバーグ、そこに半熟卵がトロリと絡む至福…。

オムチーズonカレー￥1320

オムチーズカレー。チーズが中に入ったオムレツがトッピング。この卵の真ん中にスプーンを入れると、中から濃厚チーズがトロ～っと出てくるの。チーズ好きにはたまらない、コレは反則だわ。

これだけ美味しいカレー画像を見て、読者の皆さんはヨダレが出そうになっていることと思いますが、ここからちょいと真面目なお話。

農家さんの想いを汲む昭子さんですが、クレインでは地元のみならず、遠く海外で作られている農産物をたくさん使用している。

それが、コーヒー豆。

『豆』と呼ばれているけれど、コーヒー豆って木に成る実、果実なんです。それを乾燥させ、焙煎して、お湯で成分を抽出させていただくのがコーヒー。

コーヒーを学ぶ中で、昭子さんは悲しい現実を知りました。それは、生産国の中には貧しさ故に子どもや奴隷を働かせているところがあるということ。また、国家間のチカラ関係により、適正でない価格で取引きされている事実。

私たちに幸せをもたらしてくれるコーヒーが、誰かの苦しみの上に成り立っている。そんな悲しい現実を知ったとき、昭子さんは、みんなが幸せになれる世界を創るという視点でのお店づくりを考えはじめたそうです。コーヒー豆の仕入れは、働く人々にきちんと労働の対価が支払われる環境で生産されたものであるか。そこを見極めた上で行っています。

昭子さん

仕入先は厳選しています

そして、厳選して仕入れたコーヒー豆がコチラ。

凄いラインナップ。そして茶房クレインには、セルフ焙煎マシーンがあり、なんと自分で焙煎することができるんです。手順としては

・好みの生豆を選ぶ
・焙煎度合を選ぶ
・マシーンにセットする

これだけでOK。所要時間は10分程度。

さやキジ

これだけたくさんあると、どの豆を選んだらいいか分からない

こんな方もいるでしょう。でもご安心を。検索で調べると情報はたくさん載っているし、海よりも深いコーヒー知識を持つ昭子さんが詳しく説明をしてくれる。

昭子さん

産地、農場、作られ方などによって違いがあります

焙煎度合いは浅煎りだとフレッシュ感、酸味が強め、深くなるにつれて苦み、香りが強くなってくる。

これらの情報を参考にしながら【選ぶ楽しさ】を存分に味わってほしい。

豆を焙煎マシーンにセットする。価格は豆の種類によりバラつきがあるが、800～2000円程度

焙煎したコーヒーはプレゼントにもオススメ。「コレ、私が焙煎したんだ」って、ドヤ顔で渡したい。

また、セルフ焙煎コーヒーだけではなく、昭子さん自らがこだわりをもって自家焙煎したコーヒーも販売しているし、もちろんお店でもいただける。さらに地元大崎産のブルーベリーや黒豆のフレーバーを練り込んだ、ご当地コーヒーも人気商品だ。

どれにしようか？迷うのも楽しい。

さらに昭子さんはお店を運営しながら常に念頭においていることがある。

それは、選ぶチカラ。

本物を選ぶことの大切さをお客様にも知ってほしいという想いを持って、日々運営しているのだそう。メニューに使う食材も、コーヒー豆も厳選している昭子さんならではの想いです。ネットで何でも手に入る時代だからこそ、適当でいい、安ければいいではなく、産地や作られ方などをよく調べ、考えて選ぶことの重要性をこのお店は教えてくれます。