どうも。ささキジです。
ふざけた記事を書いておりますと、ありがたいことに変な依頼が来てくれる。
今回もその例に漏れず、非常に香ばしい依頼が来ました。

遭難必至!伊達家ゆかりの山の神々を祀った祠to祠の旧道を探検することも可能です。

遭難必至!すごい!びっくりするほど魅力的に感じない!
こんな依頼がくる地域ライターってほとんどいないと思う。そして多分遭難必至は冗談で言ってるんだと思う。
ということで早速

やってきました岩出山。そりゃいくよ。だって依頼してくれてんだもん。こういう依頼1つ1つに魂を込めて記事を書く。それが俺の使命であり、本当にありがたいことでもあるのよ。

今回は3人の頼もしい岩出山のおっちゃんに案内してもらいながら突き進んでいきたいと思います。押忍!
ちなみに今回冒険する場所は城山公園をちょっと入り込んだところの林道。分かりやすくいうと、坂を上り切って、売店小屋(現在休業中)があるところを右に曲がっていく感じです。
冒険が、はじまるぞ!

気合いを入れて臨んだのですが、思ったよりも平坦な道。

(もしかしてこのおっちゃんたち、話を盛ったんじゃないか…?)
と疑い始めます。

んー。まぁ確かに整備されてない感があって、冒険してる感じはしないでもない。
もしかしたらささキジはこれよりももっと激しいところに行っているから、慣れてしまっただけなのかもしれない。

すがすがしい天気と相まって景色が最高にいいぞ。

これはもはや観光スポット。ここで遭難する人がいたとするならば方向音痴どころの話じゃない

祠を発見。
おっちゃんたちによると、昔はここの賽銭箱の中身をやんちゃな若者達が自動回収していくこともあったんだそう。自動回収という皮肉の効いたワードセンスが光ってる。

これで終わりか。正直拍子抜けだったな。身構えなくても良かったかもしれない。
と思いきや
おっちゃん達「ここからですよ。今回の場所を無事突破できるようにここで願掛けしただけです」
なんという展開。ここまでは様子見だったわけか。してやられた気分。
おっちゃん達「ここから冒険ルートに入っていきます」
ここからが真の”冒険”だ


ルートというか、道がないじゃん。

なのに後ろを振り向くと場所を示す矢印看板。
いや、普通に考えてこのルートからやって来ないでしょうよ。ここからやってくるのイエティくらいだよ。彼ら日本語わからんだろ多分。

まぁでもあれだな。林の中を歩いているだけで辛い道のりでもないし、なんなら降り注ぐ日差しが気持ちいいくらい。
と思っていたのですが、来た道を振り返ってみると


方向もなにもわからないなる…自分は今どこにいてどこへ向かっているんだ
ほんとに大丈夫なの?おっちゃん3人いるけど本当に信用して大丈夫なの…?

そんな私の不安をよそにグングン進むおっちゃん達。
おっちゃん達「大丈夫です!場所がわかるように事前にテープ貼っておきました!」
なんという策士。ありがたい。


目当ての場所に到着。帰宅します。

今回の冒険。なかなかにスリリングだった。時間にして片道15分ほどの道のりだったのだが、それよりも長く感じた。
城山公園という平和な公園なのに、こんなアドベンチャー要素まで兼ね備えていたとは。
終わった後に話を聞いたところ、この道は昔学生の通学路になっていたこともあったそう。昔の子供達は自然と強靭な足腰、そして度胸を手に入れたのだろうなと感心しました
ということで今回の冒険は終了。次回も変な依頼が来た時は全力で行こうと思う。
この道を観光で歩くのは、おすすめ…しません。
終わり!
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