ミヤキジ読者の皆さんこんにちは!アートを愛する者イシカワです。
今回は登米市を拠点に、イラスト作家及びデザイナーとして活躍されている勿忘草(わすれなぐさ)さんにお話を伺ってきた際の記事になります!!
地元に只ならぬ才能を発見する
前置きとしてわたし自身が趣味でイラストを描いているということもあり、県内のそういった創作シーンの情報にはアンテナを張っているのですが…
そんな中、ある日SNSを徘徊していると今まで存じ上げなかった方の展示情報が複数目に止まったのでした。

なんだこの異様に緻密なイラストは…!?これは確実に只者ではないのだが、こんな人が地元にいたのかッ…!!
わたしは早速連絡を取り(実際は決断まで悶々と逡巡している)、直接お話を聞く機会をゲットしたのであった!!

これは……半ば記事の取材…だが半ば自分が話を聞きたいだけの……職権乱用…!
ライター絶句、魔性の描き込み

勿忘草先生、本日はよろしくお願いいたします。

こちらこそよろしくお願いします!

イラストを描かれるうえで、何かご自身の創作のテーマなどはあるんですか?

バーンスタイン帝国という架空の世界を舞台に、そこで出会った人物や動植物などを記録していく、という感じで描いています!

幼少の頃から自然の中で遊び、動植物など自然物が好きという勿忘草さん、パッとこの設定画を見ただけで分かるその造詣の深さ!

これは…相当に濃度の濃い「好き」なやつだ…!

イラストの描写に関してはオーストラリアの絵本作家ショーン・タン、並びにナイトメア・ビフォア・クリスマスでお馴染みのティム・バートンなどに影響を受け、こういった緻密でゴシックな作風になっているそう。
そして気付いた方も結構いるでしょうが、この非常に細かい点描が全てアナログで勿忘草さんひとりの手作業!!

ある意味時代に逆行した異常な描き込み…!一点一画に魂の蠢きを感じる!!
凄すぎてわたしは記事を制作しながら感極まってしまいました。(実話)

使用画材は基本的にコピックマルチライナー0.03及びマービー・フォードローイング0.02という非常に細いサイズのペンを使われているのですが…

一番細かい部分は0.02のインクの無くなりかけた、かすれたペンを使ってるんです。

いやどういうことなんです…?正気の沙汰じゃない…(呆然)
深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ。
というニーチェの有名な一節、わたしが勿忘草さんの作品から受けた印象はまさにこれ…ッ!!

一見すると可愛らしいテイストの作品も多いなか、見れば見るほど感じるのは深淵!底の知れない断崖!
詳しくは書くことができませんがご本人の暗い過去などから発露するであろうそれは、もはや狂気と言っても過言ではない、執念のようなものを感じました。
展示会「勿忘草の世界展」開催中!!

現在登米町の自家焙煎とカレーのお店、CAFE GATIさんにて原画の展示会「勿忘草の世界展」が開催されており、作品の生々しいエネルギーを直に感じることができます!

勿忘草さん本人が在廊している日には、大作「Alive」の原画も展示されていますので是非SNSのほうで在廊日も確認してみてください!
また展示会では勿忘草さんのオリジナルグッズなども購入できるのですが、最近ではデザイナーとして依頼を受けて登米市の公式グッズデザインなどもされており、市のグッズとしての越前織ネックストラップが周囲のお店で購入することができるのでこちらも要チェックです!
※市のノベルティグッズとしてトートバッグもありますがこちらは残念ながら非売品

ヒソヒソ…読者の皆さん、ここだけの話マジでスゴい方なので今のうちから推して古参ファンになりましょう…まだ間に合います…ヒソヒソ…
勿忘草さんのSNS及び展示会情報
SNS①:インスタグラム (現在こちらがメイン)
SNS②:X
展示会情報:CAFE GATIさん2階にて8月8日から9月13日まで
カフェ営業時間11:00~17:00、観覧には要ワンオーダー
(※定休日が月・火なので注意してください。)