どうも。ささキジです。
私は宮城県の涌谷町に住んでいるのですが、気になることがある。

涌谷町外の人からみた涌谷町ってどう思われてるんだろう
ということだ。
涌谷町民に聞くのは地元愛補正がかかりそうで、なんか違う気がする。
宮城県の人に聞いても、涌谷のイメージが元々ついちゃっててそれをなぞるだけの回答がきそう。それもなんか違う。
かと言って県外の人はそもそも涌谷町を知らん人が多いはずだから、それもちょっと違う気がする。
・涌谷町に対しての前知識がほとんどなくて
・涌谷町に10日くらい実際に泊まって
・涌谷町の文化に触れた人
こういう人がいたら、純粋な涌谷町についての感想をくれそうな気がするんだよなぁ。
でも、そんな都合のいい展開なんて…

あるんだなこれが。
実は涌谷町では2025年からふるさとワーキングホリデーを実施しています。

とても簡単に説明すると
都市部から地方に短期滞在して実際に働きながら地域体験できる制度で涌谷町だったら農業体験をしたり、養鶏場で卵集めたりしながら地元の人と交流ができる。
今回そんなふるさとワーキングホリデーを紹介してほしい!というお声がけをいただいたのですが

涌谷町外の人からみた涌谷町を知れるチャンスなので、紹介はしないでそっちを記事にしよう。
というささキジのエゴが溢れる素晴らしい記事を書いていきたいと思います。
まずは話を聞いた人の情報

今回お話を聞いたのは、涌谷町にワーキングホリデーとして県外から来てくれた4人の大学生。
ちなみに涌谷町には11泊12日滞在予定。取材をした日は滞在して8日目。

8日目ってちょうどいいね。涌谷をわかり始めた頃合いだもんね。
メンバーは下記

涌谷に来る前の涌谷のイメージは


滞在する場所が涌谷駅から近いことは知っていたので、事前に涌谷駅周辺を調べてみたら特になにもないな…って
むむむ。

菊とネギがあるんだなって思いました。
お、おう。

Googleマップで見た印象だと何もないのかなと…。金が採れた町と書いてありましたが、なんというか小さな町で小さなコミュニケーションで生きてるのかな。なんて思ってました
なかなかキレのある火の玉ストレート。

自分は古川駅まで新幹線で小牛田駅から乗り換えてきたのですが、涌谷行きの電車が一両編成の電車で。
あー…これかー。いったいどこに連れていかれるのだろうかと思いました。
なるほどなるほど。そういう視点でくるのね。こっちもいい感じに伸びのあるストレート。
ここまで聞いて、みなさんお察しの通り

荒れる予感しかしねぇ。どうしよう…おれはもしかするとパンドラの箱を開けてしまったのかもしれない
しかしありがたいのが、みんな建前ではなく本音で答えてくれてるってこと。つまりこれからする質問も本音で答えてくれる可能性が高い。
よし。いろいろ聞いていこう。
じゃあ実際に涌谷町に泊まってみてどう感じた?


私の地元は和歌山で農家さんが多いんですけど、集まりとかってほとんどないんです。今回実際に農家さんのところで働いてみて、みなさん温かい人で…人同士の繋がりが深いなって思いました!
うんうん。(ニッコリ)

なんというかみんなで生きてるなって感じがしました!大学が群馬なんですけど、群馬にはあまり感じない人の温かさと気さくさを感じました。
先ほど火の玉ストレートを放ったりくくん。いいこと言ってくれるじゃないの。

自分は涌谷町のことを全然知らなくて、金が採れた町ってことも初めて知りました。知れば知るほど魅力がありますね!米農家さんや養鶏場、レモン栽培などいろいろお話を聞く中で、イメージが大きく変わりました!
新鮮なお言葉。確かに涌谷に住んでいる自分としてはそれらのことが当たり前すぎて、感動やすごいんだぞ!といったような感覚がなくなっていたことに気付かされる。
実はすげぇんだよ涌谷町は。この話を聞いてちょっと誇らしい気持ちになった。

地域を盛り上げたいという方が多い印象を受けました!地元が好きだという人が多くて、涌谷に対しての愛が強いなと感じました。地元を大好きと言えるのってすごくかっこいいと思います。
記事の冒頭で好き勝手言っていた4人の姿はもうなかった。

何がうれしいって本音でそう言ってくれてるところだよね!あとは、いい感じの方向に収束したことに安心してる。
事実として

なんでわざわざ何もない涌谷に来るの?
って人もいるわけじゃない?私もなんでわざわざ?なんて言っちゃうとき…ぶっちゃけあるしね。
でも今回の話だと涌谷町を知らない人にとっては、涌谷町というのは魅力的に感じる町なんだなってことがわかった。
なんだか心が温かくなる。
じゃあ、最後のこの質問で締めにしたいと思います。
涌谷町。なにがあったら便利?


大体具合悪くなるのって夜じゃないですか?だから深夜に薬を買えるところがほしいですよね。
ゆうりくん。それはもうなんていうか…君の都合なのよ。

大きな図書館!勉強スペースが広いといいですね!あと新聞を置いてほしい。新聞の記事って勉強になるんですよ
新聞を読む癖を若い人がつけるってのはすごくいいね!ささキジさんも大賛成。

でかい喫茶店が欲しいです。地元の人が集まってゆっくりお話しできるような!お洒落な感じの喫茶店。
大きめのコミュニティの場ができるのはすごくいいね!そしてお洒落を忘れない若々しさ。いいと思うぜ。

涌谷は特産品が多いと感じたので、観光名所になるような直売所とかあるといいかなって思いました!
観光名所って大事だね。外部の人を呼び込めるようななにかはあった方がいいもんね。
ということで
今回は運よく涌谷町外の人からみた涌谷町を知ることができました。
涌谷町を今まで知らなかった人から語られる涌谷町の魅力やいいところを聞くと

はっ!!!!とする。何もないと思ってたところが、視点を変えると宝の山に変わるんだと。感動したね。
いいもんもってんじゃん涌谷。
それに気づかなかった、いや…我々はそもそも知ろうともしていなかったのかもしれない…という哲学的な気分になりました。
そんな涌谷町のふるさとワーキングホリデーは2027年まで毎年20人。1回4人受け入れで、1年で5回開催する予定。
涌谷町を知らない人達に涌谷町の魅力を知ってもらえるってなんだかうれしいよね。
あれ?この人たちもしかしてワーキングホリデーで来てるのかな?なんて思ったら話しかけてみよう!
涌谷ふるさとワーキングホリデーの詳細はこちら