どうも。ささキジです。
2025年8月5日、大崎市古川に【和処ゆう】という飲食店がオープン。そしてランチ営業もやっているとの情報をゲット。
これは気になる。個人的に和食がとても好きなので【和】というワードが店名についてたら、もう行くしかないよね。

ということで到着。果たしてどんな食べ物が待っているのだろうか。
よし。入店。
店内の綺麗さがすごい


ちょっとまって。めっちゃくちゃに綺麗。そして個室なのがいいね!
個室があると何がいいかってさ、バレたら命を狙われるような話ができ…いや違う。
自分たちだけの空間でゆったり楽しむことができるし、子どもも連れていきやすかったりするもんね。

店内にはカウンター席や、テーブル席、8人用座敷などがある、座敷は襖を取り外すことができるので大人数での宴会も対応可能。
・テーブル席2席(各4名)
・掘りごたつ席4席(8名2席と5名2席)
・カウンター席4席
明るめの暖色ライトに優しさと居心地の良さを感じる。聞くと飲食店開業のために店舗を建てたんだって。どおりで新築のいい匂いがすると思った。
メニュー

左がランチメニューで、右が夜営業のメニュー。
今回はランチで訪れたので、ランチのA,B,Cコースから選んでいきます。
しかしささキジは「ウジウジすんなよ!だっせーな」と妻からご指摘をいただくくらいとても優柔不断な漢。

ABCから選ぶだけという三択なのに、迷う。ここはお店の人に聞こう。

ということで、和処ゆうを切り盛りしている戸沢さんご家族に話を聞いていきます。

ランチメニューに悩んでいて…何がいいと思いますか?

刺身がお店のおススメでもあるので、海鮮丼がいいかなと思います!
ちなみに今日の日替わり定食は煮魚です!日替わり定食は小鉢がたくさんついてるので満足できると思いますよ!
煮魚…。煮魚を食べたい。でも日替わりのメニューだから常に同じおかずが提供されるわけではない。そう考えると読者さんは常に提供される海鮮丼を求めるはず。
となると、地域ライターとして読者の期待に応えるべきだよね。そう。応えるべきなんだ。
悩んだ結果

日替わり定食でお願いします。
ということで日替わり定食をいただいていきます。
海鮮丼、三色丼(海鮮)は写真をいただいたのでご覧ください。

どっちもうまそう!次行ったときに頼もう!
日替わり定食が到着


これは心奪われるビジュアルだ。とにかく美しい。店内の綺麗さと相まってすべてがキラキラしてる。
小鉢が4つもついてることに興奮しながらも、メインの赤魚の煮つけを食べていきます。

わかる?このてらてら具合。彩でブロッコリーが添えられてるのもうれしいひと手間。

これはうめぇ。ほんっとにおいしい。旨味の濃さ、魚のふっくら具合、味の余韻が残るのにくどくない味付け。
私は料理のことはよくわからないですが、きっと手間がかかってるんだろうなぁと思う味付け。

すっごいうまいです!調理されてるのは息子さんなんですか?

はいそうです!和食専攻の調理学校を卒業して、20年ほどホテルや旅館、飲食店で調理をしてきたんです!
ほうほうほう。

ご飯がとまらなくなるおいしさ。

そんな息子が独立を考えていたので、自分が生きてるうちはその夢をサポートしたいと思い、私たち夫婦が接客対応をさせていただいています。
聞くとご両親、全く違う職種から息子さんの独立をきっかけに飲食業界へ。
だからと言って接客がおぼつかないかというと全くそんなことはない。優しい人が笑顔でうなずいてくれてるような…なんだか暖かくて包まれるような接客。

そんないいエピソード聞いてしまったら食べ物がのどを通らないよ…。
と思いつつも食べ勧めていきます。

ゆーっくり嚙み締めて食べたくなる小鉢たち。
全体的にほっとする優しい味付けで、メインの煮魚が引き立つ。いろんなおかずが食べれるって贅沢よね。

個人的にうお!!!っと思ったのが味噌汁。

味噌汁がすんごいうまい。上品なスープを飲んでるみたいな気持ちになった。
農作業の手伝いの時、お昼にご飯に農家さんが用意してくれてるような塩分強め、野菜多めのストロングな味噌汁も好きなんだけど、こういう上品で繊細な感じがする味噌汁もおんなじくらい好きかもしれない。
この味噌汁はぜひ飲んでほしいと思いました。
今回、これだけでは終わらせない。

たまたま季節もので提供されていた、手作り栗ようかんを。

甘さ控えめの栗ようかんに、イチジクの甘露煮の組み合わせは反則よ。ごろごろの栗の風味があふれ出してしみじしと秋を食ってんなって思う。

イチジクの甘露煮は妻が作ったんですよ
なるほど。家族の連係プレーがなせる技であったか。
今回日替わり定食だったり、栗ようかんなど、季節ものやランダム要素が絡むメニューをいただきました。

実際に食べて思ったのが

おそらくね。和処ゆうさんは多分何頼んでもおいしいだろうなという確信がある
ということ。それにおいしいというだけではなく、なんでか心も温かくなる。

お店の雰囲気?戸沢さん夫婦の温かさ?息子さんの作る料理のおいしさ?わかんないけど心がほぐされてゆるゆるになる。
そんな戸沢さんに話を聞いていきます

すんごいおいしかったです!ごちそうさまでした。ちなみにお聞きしたいんですけど、和処ゆうさんはどんなお店にしたいと思ってオープンしたんですか?

地域の居場所です!お店を住宅地に構えているので、地域の方たちが気兼ねなく足を運んでくれて、楽しい時間を過ごしていただけたらという思いがあります。地域貢献の意味合いも、もしかしたらあるのかもしれないですね!



夜メニューを見ると、こういうこと言うのはあんまりよろしくないかもしれないですけど、お安いじゃないですか?

それはお客さんからも心配されます(笑)
しかし、近くのお客さんが歩いてきてくれたり、子どもさんを連れてきてくれたりするとその方たちの居場所を提供できているのかなと思えてすごくうれしいんですよ。
だからこそ金額は抑えめで、その分何度も気兼ねなく足を運んでもらえるようにと考えているんだそう。
といいつつも魚は塩釜市場に行って仕入れているんだって。すげぇなぁ。
夜メニューも写真をいただいたので一部紹介します。

初めて来たのにただいまを言いかけそうになるくらいの優しさにあふれたお店。

初来店で本当にただいまって言っちゃだめだよ!すんげー恥ずかしいことになるからね。さすがの戸沢さんたちも「あ…あぁどうも」ってなっちゃうと思うからね
ぜひ皆さんも行ってみてください。
※混雑時は料理の提供までに時間がかかる場合があります
※夜営業の際は事前の予約をお勧めします
予約時電話番号→080-3332-1883
店舗詳細
店名:和処ゆう
住所: 宮城県大崎市古川穂波6丁目27
駐車場:あり
営業時間:ランチ 11:30~13:30 夜17:00~L.O21:30
定休日:月曜、第三日曜日
SNS:インスタグラム
