どうも。ささキジです。
外食をするときお腹を満たしたいという気持ちが一番ではあるんだけど、最近心も満たされたいなと思うようになった私です。
なんというかお店の雰囲気をぼーっとしながら楽しみたいとか、ゆっくりと流れる時間を過ごしたいというか…誰かとお話をしたいというか。

この現象は大人になって価値基準が変わったというより、大人になって精神的ダメージが積み重なった結果癒しを求めてこうなるのだと思う。
ということで今回やってきたのは

大崎市古川にあるCHA-BOU榊。
先に情報を出してしまうとこちらのお店は【クラフト木村】という焼物や陶器、和小物、雑貨などを販売しているお店に併設されています。
その情報必要?と思われそうですが、CHA-BOU榊というお店を知るにあたってとても大事な情報です。
記事を読み続けるとこの意味がわかってくるので。ぜひ最後まで読んでみてください。
店内へ

店内は暖かい空間。和と洋が混ざり合ったような感じ。どちらかに力を入れすぎるとちょっと格式高い感じがするところをうまい具合にミックスして居心地が良い空間になっている気がする。

カウンターもおしゃれ。ところどころに和がありながらも、壁を黒にするという今っぽさもある。
ライターのくせにこの気持ちをどう言葉で表現すればいいのかわからないんだけど、とにかくなんか…すごく好き。
メニュー



定食やパスタ。ハンバーグにそうめんなど多岐にわたった料理の数々。
これは非常によろしくないパターンだ。どれも魅力的で私のような優柔不断野郎では何も決められない。
ということで

オーナーの神戸 智恵子(かんべちえこ 画像右)さんにおすすめを聞いていこうと思います。
※画像左は会長の木村修(きむらおさむ)さんです

おすすめはどれになりますか?

シーフードパスタが当店では一番出ますね!あとはクラフト木村でも販売しているごまそうめんも今の季節おすすめです。ハンバーグも自分たちでしっかり仕込んでいるのでおいしいですよ!
なるほど。余計に悩む。今日の気分的に麺がいいかもしれない…

であれば、パスタとごまそうめんどちらもお持ちしましょうか?量はちょっと少な目で提供しますよ!

え?でもそんな注文方法してもいいんですか?

全然大丈夫ですよ!普段もから揚げと生姜焼きどっちも食べたいんだよな。というようなお客様もいて、そんな要望にはできるだけ応えれるようにしています!料金もケースバイケースですが変わらずお出しすることが多いですね。
なんという柔軟な対応。ちょっと申し訳ない気持ちを抱えながらも
・シーフードパスタ
・ごまそうめん梅と茄子のぶっかけ
をチョイス。
この日のために、前日の夜ご飯を少な目に摂取するという健康診断前日ばりの我慢をしてきたのでとても楽しみ。
料理が到着

量はどちらも少な目で注文。
あらま素敵じゃないの。和と洋という相反する麺が同時に並んでる。なんて贅沢なことを私はしてしまったのだろうか。
まずはごまそうめんなるものを食べていきたいと思います。
ごまそうめん梅と茄子のぶっかけ

まずビジュアルがいい。取材日がものすごく暑い日だったので、そうめんを眺めるだけでも涼しくなってくる。

まず味を書く前に聞いてほしいんだけど、箸がとても使いやすい。
細い箸で、しっかり挟むことができるといえばいいのだろうか?割りばしの何倍もの力を持っていると個人的に感じました。
気になる味は

ゴマをそうめんに練りこむ必要があるのだろうか?と最初は思っていたんだけど、これはうまいよ。後味に感じるゴマ感。
最初はそうめん。噛むとゴマ味が広がってくる。そのゴマ味が徐々にめんつゆと合わさって口の中で味が変わってくる。
これは面白いうえにうまい。大根おろしとか梅とか、揚げ茄子と一緒に食べるといろんな味に変化して楽しいね。


ごまそうめんを召し上がった方は、帰りにクラフト木村でごまそうめんを購入していく方が多いですね!それとめんつゆは今野吟醸という加美町のメーカーさんに、オリジナルで作ってもらった昆布しょうゆを使用しています!そちらもクラフト木村で扱っているんですよ
気持ちがとてもわかる。ごまそうめんならではの味わいをちゃんと感じることができるんだもん。
では次。パスタを食べていきます。
シーフードパスタ


これもうまいなぁ。味はナポリタンに近いかも。ナポリタンに近いんだけどパスタソースの多さと海鮮の味が相まってオリジナル感が強く出てる。これがたくさんの人に頼まれるのはなんとなくわかる気がする。また次もこれ頼もうかなって食べながら思ってるもんね。

パスタソースが多いのは、私が単純にナポリタンを食べるのが下手で、口の周りがとんでもないことになってしまうんですね?なのでソースを多めに使用しています。
まさかの理由。でも確かにソースが多いと口の周りにベタベタつかずにするッと食べれる。

小鉢でついてきた長いもの青唐辛子漬。これが不思議な味。
タバスコっぽい味もするけど、漬物っぽさもある。初めて味わう味なんだけど、脳はうまいと判断してるみたいな。

小鉢に関してはとても大事なものだと考えています!大崎耕土の野菜をなるべく使用していて、定期的に契約農家さんから届くのですが、その時の野菜の状態や季節を考え素材の味を引き出せるような料理を提供していますね!
料理も楽しんでほしいけど…?


もちろん素材や料理もこだわっているのですが、このお店を始めるに至ったきっかけって器を楽しんでほしいというのがあるんですよね。
どういうことだろうか…?

クラフト木村では焼物や陶器、和小物、雑貨を扱っていて、それらの利用方法をお客様に知ってほしいなと思ったんです。季節ごとの変化や盛り付け方など、器の楽しみ方ってたくさんあるんです!


例えば今日ささキジさんが食べたジャガイモ。器はお酒を飲むときに使うような盃を使ってるんですよ。

え?!盃?そんな利用方法があったなんて…

40年前のグラスでアイスを提供してみたりとか、いろんな器を使っています。もちろん榊で使用している器は購入可能です!
すげぇぇぇ!なんだその新しい楽しみ方は!
マイグラスという新境地


当店は通し営業で水曜日から土曜日は22時まで営業しているのですが、宴会に利用いただくことも多く、お酒を飲まれる方も多いんですね?
ふむふむ。

実は気に入ったグラスを購入いただき、マイグラスとしてキープすることができるんです。
なんじゃそら。初めて聞いた。

なのでグラスをキープしているお客様には、「マイグラスをお持ちしますか?」って尋ねるんです。そうするとお連れの方はすごくびっくりしてますね。
「今日は俺のグラスで飲んでみる?」みたいな会話もあるんだとか

めちゃくちゃにかっこいい。俺も誰か連れてきて、この人に俺のグラスで注いでやってください!なんてドヤ顔で言ってみたいもん。そのためだけに連れていきたいまである。
そんな榊さんですが、昼は通常メニューで夜からは通常メニュー+その日に決まる夜メニューが追加されるんだそう。
こんな楽しくて素敵なお店の詳細は、下記にてまとめているのでぜひ遊びに行ってみてください。
CHA-BOU榊 詳細
アクセス:宮城県大崎市古川駅前大通1丁目1−6
営業時間:月、日 10:00~18:30 水~土 10:00~22:00
定休日:火曜日
駐車場:クラフト木村の隣に無料駐車場アリ
SNS:インスタグラム
クラフト木村の取材記事は下記になります